...居間に出窓があるので、そこで本を読んでいる...
...小さな花を出窓に飾って、おしゃれ感を出してみた...
...窓辺の出窓にソファを置いて、くつろぎスペースを作った...
...出窓から外を眺めると、きれいな景色が見える...
...新築マンションは出窓がないので、少し物足りない感じがする...
...どつしりした石の圓柱を持つた弓形張出窓には常春藤(きづた)が這ひ纏はり...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...出窓に面した廊下には...
芥川龍之介 「母」
...紅茶がさめてしまうじゃないの?」女中が出窓にいなくなると...
芥川龍之介 「母」
...」敏子は出窓へ歩み出ると...
芥川龍之介 「母」
...両側の建物の出窓という出窓からは往来の上じゅう細引(ほそびき)を張りめぐらして...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...瓦斯があかあかと灯された張出窓が...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...勝手口の側(わき)の鉄の棒の嵌(はま)った出窓に凭(もた)れて路次のうちを眺めていた...
徳田秋声 「足迹」
...硝子戸(ガラスど)のはまった格子(こうし)の出窓の外が...
徳田秋声 「縮図」
...しゃがんでいる出窓の上で...
直木三十五 「南国太平記」
...枕元に一間(いっけん)の出窓がある...
永井荷風 「雪解」
...せんなや出窓の菫さへ...
萩原朔太郎 「春日」
...鴉青や黄色のペンキに塗られてまづしい出窓がならんでゐる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...こんな風来(ふうらい)アパートなんて燃えてなくなれだ! 出窓で...
林芙美子 「新版 放浪記」
...いちど出窓からのぞいて見るのがくせになった...
久生十蘭 「奥の海」
...出窓の台に、洗面器やら七輪やら、鍋釜の類ひが、ずらりと並んで居り、ひとつひとつの物品のかたちが切り抜いたやうにはつきりと映つてゐた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...往来に面した出窓のところで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...奥の出窓の中には...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...新らしい私の部屋新らしい六畳の小部屋わたしの部屋正面には清らかな硝子の出窓をこえて初春の陽に揺れる松の梢や...
宮本百合子 「海辺小曲(一九二三年二月――)」
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