...居間に出窓があるので、そこで本を読んでいる...
...小さな花を出窓に飾って、おしゃれ感を出してみた...
...窓辺の出窓にソファを置いて、くつろぎスペースを作った...
...出窓から外を眺めると、きれいな景色が見える...
...新築マンションは出窓がないので、少し物足りない感じがする...
...………二二階の出窓(でまど)には鮮(あざや)かに朝日の光が当っている...
芥川龍之介 「母」
...出窓の方へ歩み寄った...
芥川龍之介 「母」
...出窓の内よりは猶燈の光さしたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...時ありて出窓(でまど)の下を過ぐるときは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...――出窓の前の青桐(あをぎり)を透(とほ)して屋根庇(やねひさし)の陰に...
犬養健 「朧夜」
...出窓に万年青(おもと)を置いたしもた屋の...
岩本素白 「寺町」
...出窓のところへぢつと坐つてゐるんです...
竹久夢二 「砂がき」
...瓦斯があかあかと灯された張出窓が...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...勝手口の側(わき)の鉄の棒の嵌(はま)った出窓に凭(もた)れて路次のうちを眺めていた...
徳田秋声 「足迹」
...表口に添ふ出窓を改作して店となし...
永井荷風 「来訪者」
...かうした暗い光線はどこからくるのかあるいは理髮師(とこや)や裁縫師(したてや)の軒に artist の招牌(かんばん)をかけ野菜料理や木造旅館の貧しい出窓が傾いて居る...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...市街之圖散歩者のうろうろと歩いてゐる十八世紀頃の物わびしい裏町の通があるではないか青や 赤や 黄色の旗がびらびらしてむかしの出窓にブリキの帽子が竝んでゐる...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...土蔵腰の上にずらりと長屋の出窓が並んでいる...
久生十蘭 「奥の海」
...どうにでも片付くものらしい」出窓のかまちに両肱(ひじ)をあずけ...
久生十蘭 「奥の海」
...仲数枝が久美子の行李の細引を首に巻きつけてその端を出窓の手摺子に結びつけ...
久生十蘭 「肌色の月」
...出窓のタイル花壇からモクセイソウやヘリオトロープのかぐわしい匂いが漂って来る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...歯ブラシなどまでが出窓の手すりにぶらさがつてゐるのまで見えた...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...青き出窓の欄干(らんかん)に匍(は)ひかぶされる蔦(つた)の葉は朱(しゆ)と紅(くれなゐ)と黄金(きん)を染め照れども朝のつめたさよ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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