...)勿論出版する期限等は全部岩波氏に一任すべし...
芥川龍之介 「遺書」
...同人雑誌(どうじんざつし)を出版する事...
芥川龍之介 「骨董羹」
...及びその作つた歌を輯めてこの集を出版するといふことを自分自身の家を新しく建てる人の熱心を以て計畫してゐるといふことは...
石川啄木 「歌集「嘲笑」序文」
...写本と較べて校合して出版するということをしないのが多いのであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...「それは写本の方がよほどいい」というと「今まで出版する時に比較したことがあるか」「曽てなかった」「何故しないか」「理由は分らないが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...此の機會に紹介して置き度いのは北京の風物研究會が主として土俗學方面の研究に從事し毎月一回宛出版する小册子には土俗學に關する貴重な資料が發表されつゝあることである...
橘樸 「支那を識るの途」
...もしできれば次に出版するはずの随筆集の表紙にこの木綿(もめん)を使いたいと思って店員に相談してみたが...
寺田寅彦 「糸車」
...自製するところの鉛活字によつて出版するが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...此の本を出版する前に從來寫し傳へられる時に...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...」「文部省では大學の教授が書物を出版するのを喜ばないさうです………然しこれなら大丈夫でせう...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...バッハのカンタータは出版するためでもなく...
野村胡堂 「楽聖物語」
...漸く出版する運びになつた...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...一時それに專心してゐたらしい自由詩論も遂に出版するまでにいたらなかつた...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...「「純情小曲集」以來の詩をまとめて第四詩集を出版する...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...植物志を出版するには土佐へ帰ってゆっくりやろうという考えであった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...清悦の物語は『南部叢書』の一冊として遠からず出版するそうだが...
柳田国男 「雪国の春」
...単行本として早速出版することを申し入れてきた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...出版する少し前に山本鼎君と一緒に數日間下總の市川に遊びに行つてゐた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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