...秋の末の出水(でみづ)と共に...
石井研堂 「元日の釣」
...出水(でみず)の跡の心淋(うらさび)しい水田...
徳田秋声 「爛」
...去年の出水には、石狩川が崖上の道路を越して鑛泉宿まで來たさうだ...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...出水(でみづ)の方(はう)は無事であつた代(かは)りに...
永井荷風 「すみだ川」
...もとは入浴の出来る処も二、三箇所あったのだが、前年の出水で、まるで跡方もない――と、助七さえ、みちみち驚いたように話していた...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...日本では想像も出来ないような大出水が起きてくる...
中谷宇吉郎 「アメリカの沙漠」
...さらに半年後の同年八月中旬のユーニス台風でも大出水を見...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...本州の半ば以上の各河川に出水をみている...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...特定の出水にどれだけの土砂が流れ出したかということは...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
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前田普羅 「普羅句集」
...薩州出水(いずみ)郷の加紫久利(かしくり)神社などはその一つである...
柳田國男 「地名の研究」
...ところで毎年大川出水の場合などはこれらの川並人足が...
山本笑月 「明治世相百話」
...此処(ここ)は出水(でみず)のさまに水行(ゆ)きかひ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...満々と出水(でみず)になるようしかけておいた計略ではないか...
吉川英治 「神州天馬侠」
...悪天候と出水に阻(はば)まれて...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...強雨や出水(でみず)にも会い...
吉川英治 「茶漬三略」
...お蔭で早く出水が退(ひ)いたとか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...屹度(きっと)」出水に洗われた川砂を掘りちらして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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