...各出入り口をかため...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...出入りの者の顔が少しは見え...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それは出入りの牛乳屋がどこかからもらって...
寺田寅彦 「ねずみと猫」
...大尽から内命を下された出入りの者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここへ出入りする武士どもを...
中里介山 「大菩薩峠」
...始終鳴子屋へ使いに行って奥へ自由に出入りの出来る滝松にあんな大それた事を頼んだんだろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上野の寛永寺樣に出入りの株でも賣らなければ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...外の出入りの目かくしになって...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...下宿屋住居を半分と見つもりても出入り三年はたしかに世話をうけ...
樋口一葉 「ゆく雲」
...守護の武士たちが出入りする様子など眺めていられる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...毛の生えた大赤蜂が巣に出入りしたり...
室生犀星 「めたん子傳」
...藤吉の家へ出入りするのに...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...人の出入りの隙をみてするので...
山本周五郎 「めおと蝶」
...表門から人の出入りするのは...
山本周五郎 「山彦乙女」
...出入りもかなりに多い方で御座いましたから...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...風のごとく物見が出入りした...
吉川英治 「三国志」
...典医(てんい)だけは奥へ出入りしていたし...
吉川英治 「新書太閤記」
...喧嘩出入りが好きで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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