...出入り口をふさいだだけではたりないで...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...阪大の学生時代から船場の店や上本町の宅に出入りして...
谷崎潤一郎 「細雪」
...門の外できみの出入りを待伏せして...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...相当の遠慮無しに出入りすることが...
中里介山 「大菩薩峠」
...女出入りなら駒次郎兄哥などが早速やられる口だぜ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...上野出入りの商人の取次まで引受けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...奉公人も出入り職人もずいぶん潤(うる)おっていました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その出入り商人までも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...勝手口も店からも出入り嚴禁...
長谷川時雨 「住居」
......
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...それから出入りの屑屋にきいてみると...
平林初之輔 「少年探偵 呉田博士と与一」
...自分などがこの家の一人の女房として自由に出入りをすることもまばゆい気のすることであると右近に思われた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうした人が宇治時代の関係者の所へ出入りすることもあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ここの住人で株屋街へ出入りするような者はいない...
山本周五郎 「季節のない街」
...またかような無頼の輩のお出入りが絶えませぬようでは...
山本周五郎 「新潮記」
...どうやら摺(す)り足で出入りするのが...
山本周五郎 「山彦乙女」
...ひんぱんに出入りし...
吉川英治 「私本太平記」
...その松原の蔭の小さな可愛らしい家には一人二人と大工や左官たちが呑氣(のんき)さうに出入りしてゐるのみであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??