...出仕しようと思うても出仕する事は出来ぬ...
芥川龍之介 「忠義」
...女史は宮中に出仕する身となり...
上村松園 「税所敦子孝養図」
...毎日出仕するけれども織部正があれきり正体を見せないことである...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...今では御本丸へ出仕するような身分になっているのを幸い...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...尚経の勅勘ゆるされて出仕することになったので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...うれしがって又出仕するという姿...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...十月になってから出仕することに源氏が決めたのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...構わないことと考えて宮中へ出仕することに賛成すると言い出したので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中宮権亮(ごんのすけ)は院の殿上へも出仕する人であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...出仕する身になった時から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...主(おも)に柳島(やなぎしま)にあった信順(のぶゆき)の館(やかた)へ出仕することになっていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...御式典に出仕する便宜のためかと察しられます...
柳田国男 「山の人生」
...「もう出仕するほうがいいですよ」佐久馬は本箱の前へ戻りながら云った...
山本周五郎 「薊」
...そこから進物番へ出仕することになった...
山本周五郎 「あだこ」
...出仕するとすぐ家老に呼ばれ...
山本周五郎 「竹柏記」
...良人が出仕すると間もなく...
山本周五郎 「めおと蝶」
...必ず出仕するだろう...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...朝はやく出仕すると...
山本周五郎 「山彦乙女」
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