...「出京する」で都心から離れること...
...「出京前に必要な手続きを済ませた...
...「来週、出京するので、今週は忙しい...
...「出京する際には、交通手段を調べておこう...
...「彼は仕事のために出京することになった...
...先日出京した被害民はごく激甚地の者ばかりだが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...かつて春休みに出京した時の句会ほど好成績も収められなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...丁度香葎君も出京して...
高浜虚子 「椿子物語」
...是非出京してこの問題を解決して貰いたいと言い送った...
田山花袋 「蒲団」
...昨年次郎さんが出京入学して程なく...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...出京するとふいに訪れて来ました...
豊島与志雄 「旅だち」
...従弟で浅井から養子に行った天岸一順というが学問のため出京していたのでこれもこの下宿へ同寓せしめることにした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...学術界の方で出京早々十四五歳の時...
中里介山 「生前身後の事」
...是非共出京するはずだから...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...平田が故郷(くに)の方の仕法(ほう)がついて出京したら...
広津柳浪 「今戸心中」
...母なるものは弱き哉思はず嬉し涙に咽び入り候 去月御身出京の節御身が私に云ひ残せし言葉は此の度こそは初めて詐りでなかりしこと相解り候 その節私が与へたる男子一と度郷関を出づ云々の古語を此上にも体得せられ度候...
牧野信一 「蝉」
...(三月十六日)小田原より△数ヶ月振で湘南から出京...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...國から義理の叔父が出京して...
三島霜川 「自傳」
...近く山崎さんの伯父上が御出京になり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最早(もはや)これほどに確定した上は早速申上げて御出京を乞(こ)わなければならん...
村井弦斎 「食道楽」
...その娘は料理もよく出来て誠に神妙な女だからなにとぞ御許し下すって婚礼の節には御出京を願いたいとこう申して進げるより外に仕方がない...
村井弦斎 「食道楽」
...やがて一家をあげて出京したのだった...
矢田津世子 「茶粥の記」
...しかし、斎藤家の方でも、後には、ぼくの出京が、母も諒解上のことであったのを知って、ひどく気の毒がったそうである...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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