...「その日の出で立ち花やかに...
芥川龍之介 「庭」
...僕はズボン下に足袋(たび)裸足(はだし)麦藁帽(むぎわらぼう)という出で立ち...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...この出で立ちで、若し劍をさげエリザベス時代の帽子をかぶれば、さし當り、陰鬱拔きのハムレトの役割りが出來よう...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...最も輕い出で立をしてゐる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...難波の埼よ六出で立ちて わが國見れば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...三本木へとて、出で立つ...
大町桂月 「十和田湖」
...やがて一間(ひとま)を出で立ち給ふ小松殿...
高山樗牛 「瀧口入道」
...槍をついて出で立たしむる...
中里介山 「大菩薩峠」
...更に北へ向っての旅に出で立ちました...
中里介山 「大菩薩峠」
...小梅の隠れ家を出で立って...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...ドイツにこれに似た話があって矮身の縫工が布一片を揮(ふる)うて蠅七疋を打ち殺し自分ほどの勇士世間にあらじと自賛し天晴(あっぱれ)世に出で立身せんと帯に「七人を一打にす」と銘して出立した...
南方熊楠 「十二支考」
...翌朝出で立ちて、途中で始めて気付き、引き還して亭主を責めたが応ぜず...
南方熊楠 「十二支考」
...予君の父君に久しく止宿して後渡米の時その家から出で立った...
南方熊楠 「十二支考」
...『古事記』に大国主の兄弟八十神各稲羽(いなば)の八上(やかみ)姫を婚せんと出で立つに...
南方熊楠 「十二支考」
...甲斐々々しく出で立ったお妙は着物が腰の辺まで濡れている...
三好十郎 「斬られの仙太」
...甲斐甲斐しく出で立ったお妙は着物が腰の辺まで濡れている...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...武装し戦闘準備を整えた商業に出で立たなくてはならない...
和辻哲郎 「鎖国」
...が一五八二年の二月に彼らがこの世界旅行に出で立とうとしていたときには...
和辻哲郎 「鎖国」
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