...出て行く時一寸立止つて枕頭を見した...
石川啄木 「菊池君」
...駅を出て行くプラットの後姿を見きわめたあとで...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...明日(あす)出て行くことを宣言されるのも知らずに...
武田麟太郎 「反逆の呂律」
...かの女はいつもならさうした端近なところまで出て行くやうなことはないのであつたけれども...
田山花袋 「道綱の母」
...友がそこから出て行くのを止めないで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして手を拭き拭き出て行く母の後ろから...
豊島与志雄 「変な男」
...あそこへ出て行くのは七郎丸と鱗丸だぜ...
牧野信一 「円卓子での話」
...出て行く――階段の足音...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...四五人の乗客がプラットフォームに降り立って足音をさせながら改札口に来て切符を渡して待合所を通りぬけて出て行くザワメキ...
三好十郎 「樹氷」
...フラフラ戸口を出て行く)金吾 敏行さん! そんな...
三好十郎 「樹氷」
...驅け出して女の方が出て行く姿がガラス越しに見えましてね...
三好十郎 「肌の匂い」
...まともな出口から出て行くよ...
W・W・ジェイコブズ 森郁夫訳 「井戸」
...泣いて出て行くようなことにもなったのであるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...警部が出て行くのを待ちかねてウイスキーを二三杯...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...何か日の目を見に世の中へ生れて出て行くときが...
横光利一 「旅愁」
...出て行くのである...
吉川英治 「松のや露八」
...山門を出て行く時...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ちょうど自分の乗るはずの上り電車が出て行くのが見えた...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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