...而してどつちから引き寄せるともなく勃凸はおんつぁんの部屋に入りびたるやうになつた...
有島武郎 「骨」
...それは勃凸の胸をゑぐつたらう...
有島武郎 「骨」
...「ほれえ、おんつぁん、凸勃が来たな...
有島武郎 「骨」
...勃凸は着物を腰までまくり上げて...
有島武郎 「骨」
...「おい、凸勃、ごまかしを除いたら、あとに何が残るんだ...
有島武郎 「骨」
...畜生!」勃凸は大童とでもいふやうな前はだけな取り乱した姿で...
有島武郎 「骨」
...顔は凸凹(でこぼこ)がはげしくて岩を見るようで...
海野十三 「少年探偵長」
...仕立屋の人形のように彼等は肩のあたりに恰好のいい隆肉と胸部に鳩胸のような凸起をもっていた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...凸凹の小さな前歯の跡がついた...
豊島与志雄 「小説中の女」
...性格の凸凹面など...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...考え深そうな凸額(おでこ)が黙々としていた...
豊島与志雄 「反抗」
...その氷の面には甚だしい凸凹(とつあふ)があり...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...三の「凸凹レヴィウ団」の幕開きを見て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...三月十五日(木曜)四の「凸凹展覧会」今日始めて出る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山野が「凸凹」と「世直し」両方共代役する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「凸凹」の受け方一と通りでない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...或は「凸凹」系のナンセンスなきこと...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...その様を想像すればなかなか快いでしょう? かの子というひとは小さいすこし凸凹のある鏡台の前へぺったり坐って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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