...勃凸とIとの間に割つてはいつた...
有島武郎 「骨」
...それのみならず勃凸がどれほどおんつぁんを便りにし...
有島武郎 「骨」
...美しく凸(なかだか)なる額を圍めり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...それは地球の面の凸なので...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...つい凹凸(でこぼこ)が出来たり...
海野十三 「東京要塞」
...凸面レンズのようになったり...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...凸凹した頂は雪のまだら模様がついている...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...突角堡(ほ)や稜角(りょうかく)や凸(とつ)出角などをなしていたものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お凸額だと云い始めたものは...
夏目漱石 「行人」
...段の方々には凸凹(でこぼこ)があった...
夏目漱石 「道草」
...大きい凸レンズは無いでしょうか...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...立派な凸(とつ)レンズになって...
野村胡堂 「向日葵の眼」
...徳川・大辻を入れて「凸凹放送局」を再演してみようかと思ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...それが見えない八ヶ岳の尾根までそのまま果てしなく拡がっているかと思える凸凹の多い傾斜地へさしかかったと思うと...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...非常に凸凹しているので...
宮城道雄 「触覚について」
...もちッと、気のきいたところへ、咲きゃあいいに」そこは、凸凹な湿地だ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...顔良(がんりょう)の精兵十万余騎が凸形(とつがた)にかたまって...
吉川英治 「三国志」
...道の凸凹(でこぼこ)を揺れてゆく...
吉川英治 「親鸞」
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