...こんな凶暴な事態が...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...彼は凶暴なる者の人格を自己の中に立して自己の人格をそのために捨てたのではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...凶暴なる自然のエレメントと対抗しようとする時...
石川欣一 「針の木のいけにえ」
...凶暴なのはいない...
梅崎春生 「幻化」
...凶暴な猛禽のようであった...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...一歩間違えば凶暴なほどに鋭い...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「グローリア・スコット号」
...その中には大地のようなカラマゾフ的な力が動いているのです――それは大地のように凶暴な...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...この野良猫の凶暴なる出没が幾分緩和されたが...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...そうした人間は精神病院で凶暴な狂人すらおとなしくさせるといわれている...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...殺人があまりに凶暴なために当惑している...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...何かとても残忍で凶暴な面構えだったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...実に凶暴な怪魚で総数十数匹...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...凶暴な奴が一〜二匹...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...それから更に凶暴な奴が一匹群れから飛び出し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...凶暴なときの児太郎がかれの総(すべ)てを刺戟(しげき)したからである...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...ふと凶暴な色がはしるのを見た...
山本周五郎 「山彦乙女」
...この男の凶暴な害意は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この凶暴な敵に対して包囲軍も凶暴となった...
和辻哲郎 「鎖国」
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