...べた一面に青い蓮華(れんげ)や金の鳳凰(ほうわう)を描き立てた...
芥川龍之介 「南京の基督」
...桐に鳳凰(ほうおう)...
泉鏡花 「婦系図」
...十世紀にできた宇治(うじ)の鳳凰堂(ほうおうどう)には今もなお昔の壁画彫刻の遺物はもとより...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...雲霞凰に薫じつつ...
高木敏雄 「比較神話学」
...あんたの処から許嫁の証に貰っていた鳳凰の釵(かんざし)は...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...竜と鳳凰とがもつれ合ひながら空高く飛び去るのを...
豊島与志雄 「シャボン玉」
...鳳凰(ほうおう)...
中里介山 「大菩薩峠」
...出入口襖の桐に鳳凰(ほうおう)――左の出入口は菊に孔雀(くじゃく)の襖――いずれも金地極彩色なのと...
中里介山 「大菩薩峠」
...鳳凰樹(ほうおうじゅ)の茂みの向うから...
中島敦 「環礁」
...その上の天蓋の鳳凰も...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...正しく鳳凰(ほうわう)の飛躍的な姿です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...慶州(けいしゆう)の町(まち)の中(なか)にある鳳凰臺(ほうおうだい)といふので...
濱田青陵 「博物館」
...それは猛毒を有する鳳凰角(ほうこうかく)(毒芹の根)の粉末であった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...また鳳凰城は安奉線唯一の盆地にある市城であるが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...満鉄は満蒙の将来の開発のため、猶此外に、鄭家屯、鳳凰城、得利寺、海竜城、黒山屯、長春、遼陽、鉄嶺、湯崗子等に農場試験地や牧場等を経営してゐるが、此地のが最も大きな規模を備へてゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...鳳眼というのは鳳凰(ほうおう)の眼のように細くてしかも光があるという意味であった...
吉川英治 「三国志」
...麒麟の出現も、鳳凰の舞も、この口ぶりからうかがうと、遠い地方に現れたのではなく、どうやらこれら重臣たちの額と額の間から出たものらしく思われる...
吉川英治 「三国志」
...この大陸の民は黄龍鳳凰を考えるのと同じぐらいなものしか抱いていなかった...
吉川英治 「三国志」
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