...彼女には処女地での思い出がたくさんある...
...処女地に行きたいと思っている...
...私の処女地は沖縄です...
...処女地に行ってきたので、写真を見せてください...
...処女地での出来事が物語になった小説がある...
...この領分は応挙や探幽のような巨匠がかつて一度も足を踏入れた事のない処女地であった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...真に力作して人跡未踏の処女地を立派な沃野長田たらしめたのは坪内君である...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...セイロンはまだ巨大な処女地の感がある...
谷譲次 「踊る地平線」
...そうした処女地を探険するのが今の映画製作者のねらいどころであり...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...この日本主義はまだ文学思想界に向かっては処女地をもっていたわけである...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...決して処女地ではない...
豊島与志雄 「楊先生」
...日本は図書館に関して処女地 Virgin Soil であると書いてあるにすぎぬのである...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...地球上のいずれにも自由と信仰を誘うほどの処女地は窮尽してしまったと思われる...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...只此の新(あた)らしい処女地に生え出でんとする文学に対して...
中野秀人 「第四階級の文学」
...それが如何にも処女地といふ新鮮な響をあたへる...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...そこでは常に処女地...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そういう汚れない処女地に...
本庄陸男 「石狩川」
...『若い親衛軍(マロダーヤ・グワルディア)』『赤い処女地(クラースヌイ・ノーヴィ)』などという雑誌に...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...」四 津浪の発光学界の処女地地震に発光をともなう場合があり...
武者金吉 「地震なまず」
...従ってこの現象は学界の処女地と言っても過言ではない...
武者金吉 「地震なまず」
...凡(すべ)ての所が処女地であった...
柳宗悦 「地方の民藝」
...それまでに鉱山師のはいりこんだことのない東部の処女地に向け...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...新しい滑かな処女地が河口を挾んで生れて来た...
横光利一 「静かなる羅列」
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