...彼女の小説は処女作だそうだ...
...このアーティストの処女作はとても評判が良かった...
...ミュージシャンがデビューするときは、いろいろな意味で処女作だ...
...処女作が良い出来だと、その後の作品も期待される...
...処女作を発表するのは、作者にとって重要なステップである...
...迷信譚はこれで止(や)めて、処女作に移ろう...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...私の本当の意味での処女作を...
伊藤野枝 「書簡 大杉栄宛」
...尤も小波の作はこの処女作に限らず総(すべ)て何処(どこ)かに無邪気(あどけな)い処があった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...坪内逍遥の処女作『書生気質(しょせいかたぎ)』が発行されて文学士春廼舎朧(はるのやおぼろ)の名が俄(にわか)に隆々として高くなったのは...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...これこそは実に僕の科学小説の処女作である...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...それは同君の処女作「刺青殺人事件」に使われたトリックで...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...子規居士既作の処女作「月の都」を『小日本』紙上に連載...
高浜虚子 「子規居士と余」
...この「思い出」が私の処女作という事になっている...
太宰治 「東京八景」
...殆どその処女作と言つても好い『旧友』なども割合によく記憶してゐる...
田山録弥 「正宗君について」
...『うたゝね』といふ小説の処女作を書いて...
田山録弥 「明治文学の概観」
...私の不完全な処女作も専らこの期待に立脚しているのである...
戸坂潤 「科学方法論」
...あなたの処女作でおありだろうと思う...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...彼等はその処女作を世に出す前において...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...「私が処女作を発表するまで」と云ふやうなことに就いて...
牧野信一 「あやふやなこと」
...処女作は、学生時分――早稲田に居る間――に、二つ書いた...
牧野信一 「あやふやなこと」
...別段それが処女作のやうな気もしないので……皆んなその当時のものは...
牧野信一 「あやふやなこと」
...処女作を書く以前には...
牧野信一 「あやふやなこと」
...その処女作以来の作品や論文を読み返してみた...
三好十郎 「恐怖の季節」
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