...彼女の小説は処女作だそうだ...
...このアーティストの処女作はとても評判が良かった...
...ミュージシャンがデビューするときは、いろいろな意味で処女作だ...
...処女作が良い出来だと、その後の作品も期待される...
...処女作を発表するのは、作者にとって重要なステップである...
...小説はこれが処女作同様だから...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...しかし弔辞の処女作には多少の興味を持っていたから...
芥川龍之介 「文章」
...坪内逍遥の処女作『書生気質(しょせいかたぎ)』が発行されて文学士春廼舎朧(はるのやおぼろ)の名が俄(にわか)に隆々として高くなったのは...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...処女作の探偵小説『電気風呂の怪死事件』を書いたが...
海野十三 「『地球盗難』の作者の言葉」
...処女作「二銭銅貨」では...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...居士は初めこれを処女作として世に問う積りであったらしいが...
高浜虚子 「子規居士と余」
...殆どその処女作と言つても好い『旧友』なども割合によく記憶してゐる...
田山録弥 「正宗君について」
...「処女作の、絶作か…………」銀行員だった幾田君の青白い坊っちゃん坊ちゃんした顔を憶(おも)いだしながら原稿をめくった...
徳永直 「冬枯れ」
...あなたの処女作でおありだろうと思う...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...彼はその二十七の年に処女作を発表し...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...処女作は、学生時分――早稲田に居る間――に、二つ書いた...
牧野信一 「あやふやなこと」
...それで、処女作を、一般的に発表したのは、「新小説」の方の「凸面鏡」なんですね...
牧野信一 「あやふやなこと」
...処女作を発表するまでのお話はないですか...
牧野信一 「あやふやなこと」
...たつた一篇彼の処女作とか云ふものを読んだ覚えがあります...
牧野信一 「蔭ひなた」
...大正八年の春書いた「爪」といふのが処女作であり同年の十二月号に「十三人」といふ同人雑誌に載り...
牧野信一 「処女作の新春」
...『日本植物志図篇』というのが私の処女作で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...彼女の処女作「貧しき人々の群」が...
三好十郎 「恐怖の季節」
...まるでドストイェフスキーの処女作がヴェリンスキーに発見されたと同じような話である...
森下雨村 「三十六年前」
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