...彼女は処処に行きたがるので、ついていくのが大変だ...
...夏場は処処に冷たい風が吹き抜けるため、涼しいと感じる...
...彼女は処処で古い建物を見るのが好きで、歴史に興味があるようだ...
...その地域は処処が急で危険な場所も多く、登山初心者には注意が必要である...
...彼の家には妻がいるにも関わらず、処処に他の女性が出入りしているという噂がある...
...「瓊姿只合在瑤台(けいしただまさにえうたいにあるべし)誰向江辺処処栽(たれかかうへんしよしよにむかつてうう)」又云ふ...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...「瓊姿只合在瑤台(けいしただまさにえうだいにあるべし)誰向江南処処栽(たれかかうなんにむかひてしよしよにうゑたる)」又云ふ...
芥川龍之介 「梅花に対する感情」
...処処分流白玉渠(しよしよぶんりうすはくぎよくのきよ)...
芥川龍之介 「本の事」
......
石川啄木 「一握の砂」
...古日記(ふるにつき)の処処(しよしよ)にあり――Yとはあの人の事なりしかな...
石川啄木 「悲しき玩具」
...この詩の中には“安民処処巧安排...
石原莞爾 「戦争史大観」
...壱岐島及び処処の小島は皆潮沫の凝りて成れるなり...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...「太掖勾陳処処ニ疑フ...
永井荷風 「日和下駄」
...〔太掖(たいえき)か勾陳(こうちん)か処処(しょしょ)に疑(うたが)う...
永井荷風 「日和下駄」
...ビロウドスギ)の条下に又別ニ一種高野ノマンネングサト呼者アリ苔ノ類ナリ根ハ蔓ニシテ長ク地上ニ延ク処処ニ茎立テ地衣(ヂゴケ)ノ如キ細葉簇生ス深緑色ナリ採リ貯ヘ久シクシテ乾キタル者水ニ浸セバ便チ緑ニ反リ生ノ如シ是物理小識ノ千年松ナリと述べている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...今次に右『竹譜詳録』の文章とその図とを抄出してみると狸頭竹、一名彈竹、処処ニ之レアリ、江淮ノ間生ズル者高サ一二丈径五六寸、衡湘ノ間ノ者径二尺許、其節ハ下極メテ密ニシテ上漸ク稀ナリ、枝葉繁細、筍ハ庖饌ニ充テ、絶佳ナリ、此筍ノ出ヅル時、若シ近地堅硬或ハ礙磚石ナレバ則チ間ニ遠近ナシ、但シ出ヅベキ処ニ遇ヘバ、即チ土ヲ穿テ出ヅルコト猶ホ狸首ガ隙ヲ鑽(ウガ)チ通透セザル無キガゴトシ、故ニ此名ヲ寓ス、亦高サ一丈許ニ止マル者アリテ下半特ニ枝葉ナク、人家庭院ニ栽植ス、枝葉扶疎、清陰地ニ満チテ殊ニ愛悦スベシ、然レドモ竹身ニ下※ニシテ上細ク、竿大ニシテ葉小ク、図画ニ宜シカラズ、広中ニ出ヅル者ハ筍味佳カラズ、江西及ビ衡湘ノ間、人冬ニ入リ其下、地縫裂スル処ヲ視テ掘リ之レヲ食フ、之レヲ冬筍ト謂ヒ甚ダ美ナリ、留メテ取ラザレバ春ニ至テ亦腐朽シ、別ニ春筍ヲ生ジテ竹ト為ル、福州ノ人謂ツテ麻頭竹ト為ス(漢文)である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...処処にむくれ上っていた...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...張つた羅紗の処処(ところどころ)擦れ切れたのが目に附く...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...洞(ほら)の左右には処処(ところ/″\)に暗い大きな龕(がん)が掘られて居て...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...楡樹や楊柳も処処に繁茂し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一人は此省の警務処処長(警視総監)で猶外に幾つかの要職を兼ねた中将劉得權氏の夫人馬氏である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...林下処処紫丁香盛開...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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