...鎌倉幕府の建設に処するを見る...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...身を処するに清白なる事...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...物価の騰落に処する小売商の覚悟大正四年から大正八年までの五年間は...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...われわれがそれらを確保しないうちは生活の真の問題に自由と成功の見込みとをもって対処する準備がありえないからである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...次に吭(くび)を斬って死刑に処するのであった...
田中貢太郎 「続黄梁」
...彼が自(みずか)ら処するまたかくの如きのみ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...「政府は現下の重大なる時局に処するの道は一に挙国一致の協力によるの外なきを信じこの方針の下に組閣以来当初声明せる政綱の実現に向かって最善の努力をなし来ったのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...「すべてこの笞刑(ちけい)の後で流刑に処するというやり方は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...身を処するには剛柔がおのおの必要先天的に剛に出来ている人と...
新渡戸稲造 「自警録」
...人がこの世に処するあいだには...
新渡戸稲造 「自警録」
...この一刹那(いっせつな)を如何(いか)に処するであろう...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...君子の世に処するには...
福沢諭吉 「日本男子論」
...彼等はこれに処するにどう云ふ方法を以てして好いか知らない...
森鴎外 「大塩平八郎」
...世の礼法君子は蝨(しらみ)の褌に処する如しと曰ひし阮籍も蓋(けだ)し斯の如きに過ぎざりしなるべし...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...彼がこの危険にどう処するか...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...等しく断罪に処するであろう)と辻々に高札を立て...
吉川英治 「源頼朝」
...そういうものの恐(こわ)さに善処することは...
吉川英治 「宮本武蔵」
...処する方法が立っていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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