...二種の流俗が入り交った現代の日本に処するには...
芥川龍之介 「近藤浩一路氏」
...さすがにラザルスを死刑に処することは出来なかったのである...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...外人を処するの方を改良するときは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...この時の有様及びこういう時に処する道を蔡温はその『独物語(ひとりものがたり)』の中に...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...六カ月の禁錮に処する...
大杉栄 「日本脱出記」
...陸海軍両大臣は「軍検察権は断じて他の干犯を受くることなく独自の権威を以って事件に処するものである」という意味の言明をあっさりと与えたので...
戸坂潤 「社会時評」
...ために一身を処するとか...
新渡戸稲造 「自警録」
...その疑(うたが)いを処するなかれ...
新渡戸稲造 「自警録」
...俺と君の生活に処する力を貯(たくわ)える事さ...
林芙美子 「清貧の書」
...全く分からずに対処するのは気が狂いそうだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...善処するように頼まれたのよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...生死に処する道をも学んだと云っているのも興味がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかも生活は安定であり得る方法において生死に処する道が見出されている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...後者はあえて復讐を企てる者を厳罰に処する)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...世の礼法君子は蝨(しらみ)の褌に処する如しと曰ひし阮籍も蓋(けだ)し斯の如きに過ぎざりしなるべし...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...斬罪に処すると発令した...
吉川英治 「上杉謙信」
...衝突(しょうとつ)のある折に処する態度...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そういうものの恐(こわ)さに善処することは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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