...人生に処する道を学んだであろうか? しかも胎内を離れるが早いか...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...彼を追放に処する事にした...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...すべては祭日に処する人間の態度如何にかかる...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...車掌がかゝるエマージェンシイに処する知識を持っていれば...
石川欣一 「山を思う」
...今はこの自分を厳罰に処する以外に途はない...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もうすぐに現在の悲境に処する対策の分別が頭をもたげて来るから...
寺田寅彦 「自由画稿」
...公武合体に処するを見るに...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...日比谷公園で過去の出版物を焚刑に処するそうだという噂まで製造された位いである...
戸坂潤 「社会時評」
...天下を相手にする事も、国家を向うへ廻す事も、一団の群衆を眼前に、事を処する事も、女には出来ぬ...
夏目漱石 「虞美人草」
...この信念を抱(いだ)いて世に処する道也は細君の御機嫌(ごきげん)ばかり取ってはおれぬ...
夏目漱石 「野分」
...こういう強味は世に処する上において...
新渡戸稲造 「自警録」
...だから頭脳で難局に対処するさ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...善処するように頼まれたのよ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...生死に処する道をも学んだと云っているのも興味がある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...勇敢に死に対処する最高の段階...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ローマにおける裁判上のある形式のために死刑に処することができなかったから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ほかに善処する道も思案もなかったが...
吉川英治 「三国志」
...衝突(しょうとつ)のある折に処する態度...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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