...貴兄と同様今後いかに処すべきかを定め...
伊藤左千夫 「師を失いたる吾々」
...この時の有様及びこういう時に処する道を蔡温はその『独物語(ひとりものがたり)』の中に...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...または窃用したるときは六月以下の懲役又は五百円以下の罰金に処すとの……」「いや...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...目下僕が出獄後これに処する策は...
大杉栄 「獄中消息」
...われわれがそれらを確保しないうちは生活の真の問題に自由と成功の見込みとをもって対処する準備がありえないからである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...即座に信用ある医師の来診を求めて善処すべきであると思ったけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そうして銃殺に処すの一句を突然として鼓膜(こまく)に受けた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...私は自分を処すすべを知らなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「被告ヽヽを死刑に処す...
平出修 「逆徒」
...旧を懐うの人情を以て今に処するの人事を妨ぐ可らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...この時正当如何に処すべきか...
藤島武二 「画室の言葉」
...臨機応変に対処する必要があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...此間に処するの苦心は如何ばかりぞ...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...軍の大機を処す際に...
吉川英治 「三国志」
...重科に処す」との催促だ...
吉川英治 「私本太平記」
...このさい彼を流罪に処すか...
吉川英治 「私本太平記」
...検事においては一日も早く事件を起訴の手続に及び審理に処すべき方針なりと聞く...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...竊盗・姦淫・殺人は死刑に処する...
和辻哲郎 「鎖国」
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