...作者は凡手でない...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...それをこのくらいにまでまとめ上げるのはやはり凡手ではできないであろう...
寺田寅彦 「音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」」
...……「悪霊」――わたしは今この町――別にこれという特色もないこの町で、つい近頃もちあがった、奇怪な出来事の叙述に取りかかるに当って、凡手の悲しさで、少し遠廻しに話を始めなければならぬ...
豊島与志雄 「作家的思想」
...我われ凡手には考察しきれぬ複雑な戦略的理由によって盤石(ばんじゃく)のごとく動かしがたく据えられるのである...
中勘助 「独り碁」
...これは凡手(ぼんしゅ)には言えないことだ...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...阪田も凡手であるが熱心らしいからまあいゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...泊る妓の蚊帳の向ふで櫛を替へ泊る妓の汗よけだけがつるさがり泊る妓の肌着になるとちぢこまりかんざしと櫛とを置いてスルリ寝る小待合蚊帳のつり紐ふと見かけニア人になると芸者のカレライスのめばいいんでシヨと芸者トヲ十五十二時が過ぎて待合おもしろし一誦よく岡場所の艶笑場面を賦して毫末も卑賤の感を与へないのはまことにまことに凡手ならざるものがあるではないか...
正岡容 「旧東京と蝙蝠」
...簡潔の中に一味清純な艶かしさをたたえていて凡手でない...
正岡容 「我が圓朝研究」
...繰り返すようだが凡手でない(どうして旦那に長兵衛の住所が分ったか...
正岡容 「我が圓朝研究」
...これらも凡手段の及ぶ所でない...
正岡子規 「病牀六尺」
...落花を画いて置きながら桜の樹を画かずかへつて柳をあひしらふた処は凡手段でない...
正岡子規 「病牀六尺」
...「新小説」「文藝倶樂部」「新著月刊」「小天地」といふやうな一流の文藝雜誌に掲載されたものは大凡手に入(はい)つたつもりでゐた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...凡手では仕上げられない仕事であらう...
室生犀星 「京洛日記」
...其凡手なるためなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...凡手ではない」「とにかくこうしていてもしようがない」伊兵衛が云った...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...凡手の及ばぬところと思う...
吉川英治 「随筆 新平家」
...九州に同名の凡手の画家があったのだ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...凡手ではない――武蔵の画ではなくても――これは凡画ではないと...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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