...彼は凡夫のような暮らしをしている...
...あの人は凡夫には見えないほど、芸術的な感覚を持っている...
...凡夫の私たちには、彼の言葉の深さが理解しがたい...
...凡夫でもわかるように、できるだけ簡単な言葉で説明してください...
...彼女は凡夫ではなく、非常に特別な人物であることがわかる...
...我ながら凡夫の身なる哉...
大町桂月 「月の東京灣」
...お互いは一向行悪の凡夫だけれども...
高神覚昇 「般若心経講義」
...けふもサケナシデーだつた、いやナツシングデーだつた、時々、ちよいと一杯やりたいなあと思つた、私は凡夫、しかも下下の下だ、胸中未穏在、それは仕方がない、酒になれ、酒になれ通身アルコールとなりきれば、それはそれでまたよろしいのだが、そこまでは達しえない、咄、撞酒糟漢め...
種田山頭火 「行乞記」
...そして、わしも、凡夫である以上、子を殺されては、嘆かわしいし、殺した者を憎む情も、持っておらぬことは無い...
直木三十五 「南国太平記」
...さすがはまだ凡夫(ぼんぷ)の身の悲しさに...
永井荷風 「妾宅」
...普通凡夫(ぼんぷ)の心を喜ばせるものは煽(おだ)てることである...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...……出家を救うは凡夫の役...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...罪業の深い我々凡夫をお救ひ下さると云ふのが阿弥陀如来の本願ぢや...
平出修 「夜烏」
...凡夫(ぼんぷ)たるが故に...
柳宗悦 「工藝の道」
...凡夫もまた摂取せられてしまう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...偏(ひと)えに凡夫のためであったともいえる...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そこは凡夫と大差がないものとみえる...
山本周五郎 「思い違い物語」
...そこが人間凡夫の浅ましさでナ……」という風に和尚は...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...幾らもあつたといふ所から自然に來てゐる凡夫の通念だつたのである...
吉川英治 「折々の記」
...善悪(ぜんなく)の凡夫...
吉川英治 「親鸞」
...凡夫直入(じきにゅう)の生活をして見せるのにあった...
吉川英治 「親鸞」
...神ならぬ凡夫(ぼんぷ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...道元にとってはこの種の救いは「凡夫迷妄の甚だしき」ものであった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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