例文・使い方一覧でみる「凝然」の意味


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...竹山は凝然(じつ)と新聞を読んで居る...   竹山は凝然と新聞を読んで居るの読み方
石川啄木 「病院の窓」

...唐招提寺の鑑真和上の坐像のやうな凝然とした静坐の像に対して此をじつと見てゐると...   唐招提寺の鑑真和上の坐像のやうな凝然とした静坐の像に対して此をじつと見てゐるとの読み方
高村光太郎 「能の彫刻美」

...今(いま)直(すぐ)に明(あ)くから」と傭人(やとひにん)がいつてくれてもお品(しな)は臀(しり)から冷(ひ)えるのを我慢(がまん)して凝然(ぢつ)と辛棒(しんぼう)して居(ゐ)た...   今直に明くから」と傭人がいつてくれてもお品は臀から冷えるのを我慢して凝然と辛棒して居たの読み方
長塚節 「土」

...お品(しな)は身體(からだ)の恢復(くわいふく)するまで凝然(ぢつ)として蒲團(ふとん)にくるまつて居(ゐ)れば或(あるひ)はよかつたかも知(し)れぬ...   お品は身體の恢復するまで凝然として蒲團にくるまつて居れば或はよかつたかも知れぬの読み方
長塚節 「土」

...あつかもつかして凝然(ぢつ)としちや居(ゐ)らんねえんだ...   あつかもつかして凝然としちや居らんねえんだの読み方
長塚節 「土」

...勘次(かんじ)は怪訝(けげん)な容子(ようす)をして柱(はしら)の陰(かげ)を凝然(ぢつ)と見(み)て目(め)を蹙(しか)めた...   勘次は怪訝な容子をして柱の陰を凝然と見て目を蹙めたの読み方
長塚節 「土」

...卯平(うへい)が凝然(ぢつ)として居(ゐ)ると萵雀(あをじ)が忍(しの)び/\に乾(かわ)いた落葉(おちば)を踏(ふ)んで彼(かれ)の近(ちか)くまで來(き)てはすいと枝(えだ)へ飛(と)んだ...   卯平が凝然として居ると萵雀が忍び/\に乾いた落葉を踏んで彼の近くまで來てはすいと枝へ飛んだの読み方
長塚節 「土」

...火鉢(ひばち)の前(まへ)に凝然(ぢつ)として居(ゐ)ては座敷(ざしき)へ上(あが)る鷄(にはとり)をしい/\と逐(お)ひつつむつゝりとして居(ゐ)る卯平(うへい)に小(ちひ)さな銅貨(どうくわ)を貰(もら)つては...   火鉢の前に凝然として居ては座敷へ上る鷄をしい/\と逐ひつつむつゝりとして居る卯平に小さな銅貨を貰つてはの読み方
長塚節 「土」

...おつぎはすや/\と聞(きこ)える呼吸(いき)に凝然(ぢつ)と耳(みゝ)を澄(すま)した...   おつぎはすや/\と聞える呼吸に凝然と耳を澄したの読み方
長塚節 「土」

...凝然(ぎょうぜん)と玄関に立ちすくみます...   凝然と玄関に立ちすくみますの読み方
野村胡堂 「悪魔の顔」

...真名古は向い側の歩道の電柱の陰に腕組みをしながら凝然と突立ち...   真名古は向い側の歩道の電柱の陰に腕組みをしながら凝然と突立ちの読み方
久生十蘭 「魔都」

...先頭のトラックの中央に凝然と腕組をして突ッ立っているのは...   先頭のトラックの中央に凝然と腕組をして突ッ立っているのはの読み方
久生十蘭 「魔都」

...彼は口の両端を下げたなり、いやそうに息をついていて、はれぼったい濁り水のような眼は、凝然と、しかも一種の憂鬱ないぶかりを示しながら、陽気ないとなみに見入っている...   彼は口の両端を下げたなり、いやそうに息をついていて、はれぼったい濁り水のような眼は、凝然と、しかも一種の憂鬱ないぶかりを示しながら、陽気ないとなみに見入っているの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」

...」私は凝然(じっ)と狭い庭をながめていた...   」私は凝然と狭い庭をながめていたの読み方
室生犀星 「性に眼覚める頃」

...凝然(じっ)とうなだれた...   凝然とうなだれたの読み方
夢野久作 「暗黒公使」

...凝然(ぎょうぜん)...   凝然の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...凝然(ぎょうぜん)と...   凝然との読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...音(ね)はひとつ」凝然(ぎょうぜん)として腕拱(うでぐ)みを解かないのである...   音はひとつ」凝然として腕拱みを解かないのであるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「凝然」の読みかた

「凝然」の書き方・書き順

いろんなフォントで「凝然」


ランダム例文:
新しさ   武器に   辛抱する  

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