「凝」の意味
集中して固まる
「凝」の例文(場面別)
- ビジネスプロジェクト成功のため、チームの凝集力を高める必要がある。
- 料理スープを冷蔵庫に入れると自然に凝ってゼリー状になります。
- アート画家は凝った筆遣いで独特の質感を表現している。
- スポーツ決勝戦では観客の視線が一点に凝っていた。
小説での「凝」の使い方
...「貴公は不相変発句(ほつく)にお凝(こ)りかね...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...無量の思(おもい)の目を凝らした...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...男(をとこ)の顏(かほ)を凝(ぢつ)と見(み)て...
泉鏡太郎 「艶書」
...その趣向が凝っているんです...
板谷波山 「美術学校時代の岡倉先生」
...彼がどうするかを凝視(ぎょうし)した...
海野十三 「地球要塞」
...「自分は無念の形相(ぎやうさう)をたゝへて瞳を一点に凝らしたまゝ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...何とも言えない独り居り場に困っているというような顔をして私の顔を凝乎(じっ)と見ている...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...彼は直ちに肩の凝らない雜談に話題を轉じて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...本質的凝視とでも云う...
中井正一 「生きている空間」
...數寄(すき)を凝した庭を繞(めぐ)らして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一同は椅子の蔭に身を沈めて玄関の間の方を凝視していると...
久生十蘭 「魔都」
...凝(じッ)として視ては居られない...
二葉亭四迷 「平凡」
...考へて?」「…………」私が凝つと隣家の屋根を眺めてゐるだけなので...
牧野信一 「熱い風」
...そして凝つと白けて鷲のやうな顔を保つてゐる彼のことが気がゝりになつた...
牧野信一 「奇友往来」
...然し僕は凝つとして居られないので破目の隙間から...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...拙者どもは馴れておりますが先生には御迷惑でござりましょう」「ひどくまた今宵は冷えまするな」「雪にでもなるか知れませぬ」老職たちも急に肩の凝のほぐれたような...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...マチマチに凝った姿勢を見てもそうであった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...肩を凝(こ)らしては...
吉川英治 「宮本武蔵」
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