例文・使い方一覧でみる「凜」の意味


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...(りん)とした声がかかった...   凜とした声がかかったの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...艶があって折目が々(りり)しい...   艶があって折目が凜々しいの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...自分の四肢はとして振動するのである...   自分の四肢は凜として振動するのであるの読み方
伊藤左千夫 「水害雜録」

...靴無き足の々(りり)しさよ...   靴無き足の凜々しさよの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...帆村荘六の勇気々(りんりん)たる姿だった...   帆村荘六の勇気凜々たる姿だったの読み方
海野十三 「蠅男」

...優しい眼……々(りり)しい口許(くちもと)……よく透る声……さっきまでの御親切だった殿下と...   優しい眼……凜々しい口許……よく透る声……さっきまでの御親切だった殿下との読み方
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」

...窈窕(ようちょう)も々しさもお侠(きゃん)も淑(しと)やかさも何もかもが...   窈窕も凜々しさもお侠も淑やかさも何もかもがの読み方
橘外男 「墓が呼んでいる」

...連中が道庵の々(りんりん)たる武勇に圧倒されたわけでもなく...   連中が道庵の凜々たる武勇に圧倒されたわけでもなくの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...十二三になる々(りり)しい男の子が殿(しんがり)という隊形になりました...   十二三になる凜々しい男の子が殿という隊形になりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...(本質論など惡魔に喰はれてしまへ!)常に勇氣々たる偏見に充ち滿ちて...   常に勇氣凜々たる偏見に充ち滿ちての読み方
中島敦 「かめれおん日記」

...低いながら々(りんりん)と響きます...   低いながら凜々と響きますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...勇気々としているようにさえ見えた...   勇気凜々としているようにさえ見えたの読み方
火野葦平 「花と龍」

...いまメアリがとして玄関に立ち...   いまメアリが凜として玄関に立ちの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...そして苦学をしてまでも勉強を続けようとしてゐる小鐘の々しさが頼もしく思はれてならないのだといふのであつた...   そして苦学をしてまでも勉強を続けようとしてゐる小鐘の凜々しさが頼もしく思はれてならないのだといふのであつたの読み方
牧野信一 「奇友往来」

...静かに仕度を済ませて式台に現われた姿を見るに、鎖(くさり)着込みは下に隠し、浮織万字(うきおりまんじ)の黒羽二重に緞子(どんす)の野袴(のばかま)、白鮫柄(しろさめづか)の脇差金象嵌角鍔(きんぞうがんかくつば)の大小をぶッちがえに差し、曳き寄せた駒にひらりと跨(またが)って、時刻を待つほどに目付奉行の伝令が来たので、一同はそれッとばかり長蛇の陣をなして、威風々、由良川の上流指して出発した...   静かに仕度を済ませて式台に現われた姿を見るに、鎖着込みは下に隠し、浮織万字の黒羽二重に緞子の野袴、白鮫柄の脇差金象嵌角鍔の大小をぶッちがえに差し、曳き寄せた駒にひらりと跨って、時刻を待つほどに目付奉行の伝令が来たので、一同はそれッとばかり長蛇の陣をなして、威風凜々、由良川の上流指して出発したの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...軍紀は々(りんりん)とふるった...   軍紀は凜々とふるったの読み方
吉川英治 「三国志」

...々(りんりん)...   凜々の読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...々(りんりん)とした声ではないが...   凜々とした声ではないがの読み方
吉川英治 「親鸞」

「凜」の読みかた

「凜」の書き方・書き順

いろんなフォントで「凜」

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