...彼女の人生は凄絶なものだった...
...その凄絶な戦闘は世界中の注目を集めた...
...全力で運動した後の疲れは凄絶だ...
...彼の凄絶な演技は観客を魅了しました...
...その事故の凄絶さに、周りの人たちも驚いていた...
...その凄絶(せいぜつ)なる可き慟哭にも...
芥川龍之介 「枯野抄」
...殊にアレキサンドリアの文庫の滅亡は惨絶凄絶を極めて...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...なんという凄絶な光景であったろう...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...実に悲惨(ひさん)とも凄絶(せいぜつ)ともいいあらわし難い彼の最期だった...
海野十三 「地球盗難」
...凄絶(せいぜつ)又(また)慘絶(さんぜつ)の極(きはみ)で有(あ)つた...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...凄絶(せいぜつ)また惨絶(さんぜつ)の極(きわみ)であった...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...そうなると一種の壮観で何やら凄絶な感じであった...
高見順 「如何なる星の下に」
...海底の浪の渦巻きは凄絶極まりなき様相を呈し...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...まだこれほどまでに凄絶な音響も...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...凄絶、凄惨言語に絶する日記とは、おそらくかくのごとき日記を指すのであろう...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...六十一 更に夜半以後の有り様は又凄絶だ...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...而(しか)も人をして凄絶(せいぜつ)絶(わんぜつ)ならしむ...
山路愛山 「詩人論」
...そうした冴え切った凄絶な性格が...
夢野久作 「近世快人伝」
...鬼気身に沁み込む凄絶な趣きだった...
横光利一 「旅愁」
...凄絶な笑(えみ)を片頬に見せたお延は...
吉川英治 「剣難女難」
...凄絶限りがなかった...
吉川英治 「三国志」
...凄絶さを極めていた...
吉川英治 「私本太平記」
...凄絶きわまるものがある...
吉川英治 「新・水滸伝」
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