...凄然(せいぜん)たる月(つき)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...凄然(せいぜん)たる月(つき)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...睡そうに垂れた瞼の間から一種凄然たる光が洩れ出すのを見ても...
久生十蘭 「魔都」
...何とも形容の出来ぬ凄然たる声で...
久生十蘭 「魔都」
...あたりの風景にいっそう凄然(せいぜん)とした森厳の趣をそえているのであった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...そう凄然(せいぜん)たるこえで呼びかけると...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...凄然(せいぜん)として...
三島霜川 「解剖室」
...旅館寒燈独(ひと)り眠らず客心何事ぞ転(うた)た凄然(せいぜん)故郷今夜は千里の思ひ霜鬢(さうびん)明朝また一年さすがにこの除夜の詩はいつの大晦日に低吟してもぴつたりと胸に来るものがある...
宮地嘉六 「老残」
...必ず凄然(せいぜん)たる声を放って鳴く...
柳田国男 「山の人生」
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