...然うしていよ/\冴え渡る生命の水底に樹はつくりものゝやうに動かない...
千家元麿 「自分は見た」
...冴え渡る空に星影寒く...
高山樗牛 「瀧口入道」
...中天に冴え渡る月をそぞろに仰いだり...
谷譲次 「踊る地平線」
...頭脳が冴え渡るやうに思ふ...
谷崎潤一郎 「文房具漫談」
...此(この)冴え渡る月の下に...
野村胡堂 「猟色の果」
...更けていよいよ冴え渡る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...あるいは冷たく冴え渡る月影の下...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
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