...冗談半分で言ってるんじゃないの?(Are you kidding?)...
...彼女にプロポーズしたけど、冗談半分だったんだよね...
...冗談半分に言ったのに、彼女に怒られちゃった...
...冗談半分で新商品の発売日を聞いたら、店員さんが答えられなかった...
...冗談半分で嘘をついたら、信じられちゃった...
...男達のある者は冗談半分...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...いつか先生との雑談中に「どうも君の国の人間は理窟ばかり云ってやかましくって仕様がないぜ」というようなことを冗談半分に云われたことがある...
寺田寅彦 「埋もれた漱石伝記資料」
...指井がその前日來て『明日閑か』と訊くから『閑だ』といふと『それぢや面白い所に連れて行かふ』と冗談半分言つたのが始まりだ...
徳田秋聲 「媒介者」
...冗談半分口先で真似をしている時とはちがって...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...殿様が冗談半分(じょうだんはんぶん)に...
中里介山 「大菩薩峠」
...実は糸公を御嫁にやろうと思ってさ」冗談半分に相手になって...
夏目漱石 「虞美人草」
...奥さんは冗談半分そういったのである...
夏目漱石 「こころ」
...やがて笑いながらIl(イル)a(ア)le(ル)diable(ディアブル)au(オー)corps(コール)(悪魔が乗り移っている)と冗談半分にフランス語を使った...
夏目漱石 「三四郎」
...まず冗談半分の疑いをほのめかしてみた...
夏目漱石 「手紙」
...些(ちつ)とも大變(たいへん)らしい聲(こゑ)ぢやなくつてよ」と御米(およね)が後(あと)から冗談半分(じようだんはんぶん)にわざ/\注意(ちゆうい)した位(くらゐ)である...
夏目漱石 「門」
...冗談半分なことが嫌いな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...年長の男に「早く良くなつて帰るんだよ」と冗談半分に云はれた時「あたいの病気は解剖室に行かなきや癒らないんだい」と答へたのを彼は聞いたのであつた...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...ちょっとかぶって御覧」と私が彼女の頭にそれを冗談半分かぶせるような真似をしかけると...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...いつも人けがなくてランデ・ヴウには持って来いだぞと冗談半分に教えてくれたばかりの事を...
堀辰雄 「菜穂子」
...」此方は冗談半分だつたところにローラが生真面目な註をさしはさんだので...
牧野信一 「南風譜」
...決して軽やかな冗談半分のものではない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...今聞えて来るエジャナイカの叩きこわしは何のための騒ぎだい? ここを通ると言う一揆だ? みんな虫のせいやかんのせいで冗談半分にやっていることなのか? 大違えのコンコンチキだろうて! みんな民百姓下々の食えねえ苦しまぎれのなす業(わざ)だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...冗談半分にいった...
吉川英治 「三国志」
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