...素藤が初め捕われて再挙を謀る間潜伏した山というはどの辺を指すのか解らぬが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...まだ生きのこって再挙(さいきょ)の日を待っているのではないだろうか」戸山君は...
海野十三 「超人間X号」
...再挙をはかっているという噂を聞いたことがあるぞ」「それにしてもだ...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...更に来年の夏を待って再挙を計るはずだという...
寺田寅彦 「話の種」
...百日(訳者注 ナポレオン再挙の百日間)の将校らから贈られた一本の剣を胸に抱きしめていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...再挙して頂きたいが――」「勿論のこと――」左太郎は...
直木三十五 「南国太平記」
...あとは再挙を期することとした...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...誠に待望の十勝行の再挙が遂に成ったものであった...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...暮のうちからもう今度の十勝行の再挙について...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...今度の十勝行再挙では...
中谷宇吉郎 「雪後記」
...再挙の保証として大に冀望(きぼう)する所あり...
野中到 「寒中滞岳記」
...再挙三拳ついに成(な)らざれば退(しりぞい)て江戸城を守り...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...川村君は燃ゆる心を以て再挙を図っていた...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...再挙を図ろうか」と...
吉川英治 「三国志」
...ここに敗軍の再編成と再挙反撃の床几(しょうぎ)をさだめたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...ご再挙をはかってください」と...
吉川英治 「私本太平記」
...再挙の御遠謀と察せられる...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかも、弓袋山から里へ出て来た彼の眷族や伴類たちは、将門が石井へひき揚げたあとで、歯噛みをしあい、「見ておれ、こんどは、こっちから、ひと泡ふかせてやるから」と、再挙、おさおさ怠りはない...
吉川英治 「平の将門」
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