...今日のドル円の円位は何円ですか?...
...消費税の改正により、価格を円位切り上げる必要がある...
...為替相場の円位の変動により、輸出入業には大きな影響が生じる...
...おっしゃる金額に一円位差し上げてもよろしいでしょうか?...
...この商品の値段は五千円位です...
...産組から来るつもりで用意した金が五十円位はあったが……その他には...
犬田卯 「米」
...壱円位の損耗ならば小生より差出してもよろしく候...
高浜虚子 「子規居士と余」
...一人五円位(くらい)の費用で三週間入湯して行くことが出来るのだそうな...
高浜虚子 「別府温泉」
...私が神田の小川町に琅洞(ろうかんどう)と言うギャラリーを開いたのもその頃のことで、家賃は三十円位、緑色の鮮かな壁紙を貼(は)り、洋画や彫刻や工芸品を陳列したのであるが、一種の権威を持って、陳列品は総て私の見識によって充分に吟味したもののみであった...
高村光太郎 「ヒウザン会とパンの会」
...此人酒はのまないけれど女好き(一円位で助平後家はありますまいかなどゝといふ...
種田山頭火 「行乞記」
...まあ腕のいゝ奴で二円位は取る...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...二十円位はいってきたことがあったが...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...なに千円位出来ればそれで結構です...
夏目漱石 「道草」
...百円位仕方がないだろうよ」姉は健三の腹にない事まで一人合点(ひとりがてん)でべらべら喋舌(しゃべ)った...
夏目漱石 「道草」
...「せめて五百円位あつたら」とか...
林芙美子 「朝夕」
...五円位でしたらどうぞお持ちになつて下さいまし‥‥」さう言つて...
林芙美子 「子供たち」
...いいのになると七十円位這入るそうだが……」どこかでハタハタでも焼いているのか...
林芙美子 「新版 放浪記」
...たまには五十円位もぽんと送ってやれないものかと思う...
林芙美子 「新版 放浪記」
...毎日十円位宛表から借りる始末...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五円位やっておきましょうか? 越智という人のあとは四人目でお上(かみ)さんの住所は分りかねるそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...七千円から八千円位の間でしてね...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...成立料と名付け二十五六円以上三四十円位取るのであるが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...杉の四分板やったら五円位で出来るやろ...
横光利一 「南北」
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