例文・使い方一覧でみる「円ぐ」の意味
スポンサーリンク...五十円ぐらい、ないでもないが、見ず知らずの君に、なぜ貸さねばならないか、その訳がわからない」宮川も、すこし落付（おちつき）をとりもどして、逆襲したのだった... 
海野十三 「脳の中の麗人」
...五百円ぐらいは出して当然かと思う...
大杉栄 「獄中消息」
...たちまち五円ぐらいの値打に競（せ）り上ってしまった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...そいつは」「じゃあ何とかしてくれない？ 千円ぐらいなら考えてみるって云ったじゃないの」「云ったかしらん...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...千円ぐらい上げてもいい...
徳田秋声 「仮装人物」
......
仲村渠 「某」
...一ト月五十円ぐらいで暮せた...
中谷宇吉郎 「温泉２」
...ただ好いのは二十円ぐらいすると云う段になって...
夏目漱石 「文鳥」
...ようよう月給三十円ぐらいだ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...必ず二円ぐらいは食って行くからであった...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...百円ぐらいでおさまれば好都合なのだが」手代は呆れたような面持で真名古の顔を眺めていたが...
久生十蘭 「魔都」
...退職金は五十万円ぐらいで...
宮本百合子 「権力の悲劇」
...お金は三十三円ぐらいで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...はゝゝゝよし一夜に二百円ぐらゐ使ふ人もあるやろ...
村上浪六 「上方者の啖呵」
...一〇〇円か二〇〇円ぐらいの金はつくる自信があるにはあるが...
山之口貘 「貧乏を売る」
...「貴公は金持じゃけに五円出しなさい」「あんたも三円ぐらい奮発しなさい」「お前は一円に負けるけに出せ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...ズットお負けしまして半額の五千円ぐらいでは如何でしょうか」「それでおよろしいですの」「結構です」未亡人は卓子（テーブル）の下からハンドバックを取出して札（さつ）を勘定し始めた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...二百円ぐらい引っかかりがあるんですよ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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