...私の見たのは仙台萩の実録とかいうので、先代彦三郎の原田甲斐(かい)、仙台綱宗、神並父五平次、先代芝翫(しかん)の松前鉄之助と仲間嘉兵衛、助高屋高助の浅岡、板倉内膳正、塩沢丹三郎、先代菊五郎の片倉小十郎、神並三左衛門、茶道珍斎、先代左団次の伊達安芸、荒木和助、大谷門蔵(後に馬十)の酒井雅楽頭、大阪から来た嵐三右衛門の愛妾高尾であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...『延喜式(えんぎしき)』内膳司式(ないぜんししき)に「海松二斤四両」とあり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...亀阜荘さまより水戸への使者でござりますか」「よもや斬れと申したのではあるまいな」頼胤は射通すような眼でひたと内膳の眼をねめつけた...
山本周五郎 「新潮記」
...内膳の唇もとにあるかなきかの微笑がうかんだ...
山本周五郎 「新潮記」
...内膳めもさように存じあげまする...
山本周五郎 「新潮記」
...その者でござる」善かれ悪しかれ内膳は肚(はら)をきめなければならなかった...
山本周五郎 「新潮記」
...内膳の執拗(しつよう)な意志によるのだ...
山本周五郎 「新潮記」
...竹亭寒笑を手先に使おうとした滝川内膳の示唆(しさ)による...
山本周五郎 「新潮記」
...平河町の森内膳(ないぜん)...
山本周五郎 「末っ子」
...森内膳がそれはいいと笑いだし...
山本周五郎 「末っ子」
...内膳は追いついて...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...内膳はちょっと躊(ため)らったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「よし、さがれ」――申上げます、只野内膳、おめどおりを願います...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「内膳はどうした」――さような者は知らぬと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...内膳は勘違いもせず僻んでもおりません...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...将軍補佐役の保科(正之)も板倉内膳(重矩(しげのり))もおれの失脚を望んでいる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...板倉内膳正)の兵およそ一萬三千人がひし/\と筑波をとり卷いた...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...お討死か」千坂内膳...
吉川英治 「上杉謙信」
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