...このお屋敷には内殿があるそうです...
...国宝の寺院には美しい内殿があります...
...内殿には舞台があり、能楽の演目を楽しめます...
...昔は皇居の内殿に入ることができたけれど、今は入れないのかな...
...式年遷宮の際には内殿の造り替えが行われるそうです...
...いや、論より証拠、それがしの泉水の金魚、な、そなたも知っているだろう、わずかの浅水をたのしみにひらひら泳ぎまわってござるが、せんだって退屈のあまり雀(すずめ)の小弓で二百本ばかり射かけてみたが、これにさえ当らぬもの、金内殿も、おおかた海上でにわかの旋風に遭い、動転して、流れ寄る腐木にはっしと射込んだのでなければ、さいわいだがのう...
太宰治 「新釈諸国噺」
...金内殿もお手柄ついでにその人魚とやらを...
太宰治 「新釈諸国噺」
...内殿の深さは周囲の装飾と薄暗い光線のために測り知るべくもない...
永井荷風 「霊廟」
...一方が南無甚内殿と言う時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...七兵衛とがんりきとが、途中の気紛れにしろ、こうして飯綱権現へ願をかけてみようとする筋合いは読めないことでもないが、ちょっとわからないのはそれに続く、南無甚内殿、永護霊神様という神様の名前であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...内殿は二つに仕切られ...
野上豊一郎 「パルテノン」
...宮内殿に我々夫婦がきたということは知らせたくない...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...すぐ漢中王の内殿を訪れた...
吉川英治 「三国志」
...小御所の内殿(ないでん)で...
吉川英治 「私本太平記」
...世にめずらしき河内殿と...
吉川英治 「私本太平記」
...そこへ、楠木河内守正成の到着――と聞え、またまもなく、総門外の額田為綱からも、「ただいま、河内殿の一勢が、御門外に到って、着到の届け出でにおよばれましたが、いかがなされまする?」と、問い合せてきた...
吉川英治 「私本太平記」
...七内殿と十兵衛と会っている周囲を...
吉川英治 「新書太閤記」
...十内殿の家で待っていてくれ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「源内どの! 源内殿!」彼方(あなた)で呼ぶ声に腰を上げて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...源内殿にはお気の毒ながら...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...内殿の楽の音であると想ひなしてゐる...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...内殿の楽の音を聴けり」といふにちがひない...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...内殿に溢れたる光明はやがて私の小ひさな胸底の暗を照らして...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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