...このお屋敷には内殿があるそうです...
...国宝の寺院には美しい内殿があります...
...内殿には舞台があり、能楽の演目を楽しめます...
...昔は皇居の内殿に入ることができたけれど、今は入れないのかな...
...式年遷宮の際には内殿の造り替えが行われるそうです...
...その時、重役の野田武蔵がお供も連れず、平服で忍ぶようにやって来て、「金内殿は、出かけられましたか...
太宰治 「新釈諸国噺」
...岡村平六と申す式部平内殿の侍でござる...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
...次にがんりきが、「南無飯綱大権現」と言って跪(ひざまず)くと、七兵衛が、「南無甚内殿、永護霊神様」と言ってハタハタと手を拍(う)ちます...
中里介山 「大菩薩峠」
...七兵衛とがんりきとが、途中の気紛れにしろ、こうして飯綱権現へ願をかけてみようとする筋合いは読めないことでもないが、ちょっとわからないのはそれに続く、南無甚内殿、永護霊神様という神様の名前であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...河内殿御自身は?」「病中のため...
吉川英治 「江戸三国志」
...内殿へ起たれてしまった...
吉川英治 「三国志」
...「さような河内殿とは思いませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...「河内殿(楠木)の内に...
吉川英治 「私本太平記」
...内殿司(ないでんす)の大臣(おとど)とかいう大官が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...内殿司(ないでんす)の大臣宿元景さまがお座船(ざぶね)の水路(みずみち)をば」「さまたげなすと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...青蓮院のひろい内殿は...
吉川英治 「親鸞」
...「源内どの! 源内殿!」彼方(あなた)で呼ぶ声に腰を上げて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鴻山は一方を振りかえって「源内殿...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...しかしかれの耳には内殿の楽の音の余韻すらも聞えない...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...内殿の楽の音を聴けり」といふにちがひない...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...幾度か扉の前に立ちて内殿の楽音を聴き得たりと思つた...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...私の胸は内殿から流れ来るいさゝかなる楽の余韻につれてうごめく...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...潮のやうに打ち寄せて来る内殿の驚異は...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
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