...彼女の内奥を知ることができた...
...内奥まで知りたいという欲求に駆られることがある...
...彼は内奥に秘めた思いを語りだした...
...内奥を探るためには、時間をかけてじっくり話を聞くことが大切だ...
...内奥を深く理解するためには、相手の心に寄り添う姿勢が必要だ...
...それは内奥(ないおう)の声だ...
梅崎春生 「日の果て」
...奥二階で駒越左内奥野俊良の二人と...
江見水蔭 「備前天一坊」
...例えば事物の背後や内奥に生活の表現を探り...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それは実に人の魂の内奥である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...拍子の内奥によき耳だけが味到せんとする呼吸が内在する...
中井正一 「リズムの構造」
......
西田幾多郎 「フランス哲学についての感想」
...もっと内奥的な意味に於て...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...内奥に於て如何(いか)にその外観とちがっているかは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...と僕の内奥の心が迷っていた...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...彼自身の内奥にあるものであり...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...親密に内奥の感じを表現し得るものが他にありましょうか...
宮本百合子 「芸術家と国語」
...この話しかたの内奥には...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そういう最も内奥的なモメントはとりあげられて居ませんものね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...作品のよまれもしない内奥までふれられてゆくところが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最も秀れた精神に根ざしたものは人心の内奥から涙を誘ひ洗ひ清めるのである...
室生犀星 「抒情小曲集」
...さらに深く内奥で拡がりわたって来るのだった...
横光利一 「旅愁」
...実際にはその騒音のせいで我々の中で大いに進んできたこの地への適応が粉々になってしまった――我々は暗黙のうちに南極の内奥は全き荒野であり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...およそ芸術が普遍人間的な内奥(ないおう)の生命を有する限り...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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