...小山内君が側に居て...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...』『登記所の山内君からだ...
石川啄木 「鳥影」
...坪内君から聞いて来たが...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...かつ坪内君は同時に小説論をしばしば書いた...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...確かにその一部をバージーンから得たらしき(坪内君には聞いて見ないが...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...坪内君の講義はその時分評判であったゆえ数回聞いた事がある...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...坪内君に対して実に恥入る...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...坪内君がなかったならただの新聞の投書ぐらいで満足しておったろう...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...坪内君の威力はエライものだ...
内田魯庵 「明治の文学の開拓者」
...「木内君かね、そうさ、ありゃ、どうしても、青木寛(かん)に罪があると思うね、僕は、一昨年、油井伯が歿(な)くなった時分、木内君の夢を見たが、木内君がありありと出て来て、その話をしたよ、青木の奴、去年庭を歩いてて、卒中でひっくりかえって歿くなったが、どうせあんな奴は、ろくな死に方はしないよ、今どこかの病院の院長をしてる彼の小供も、この間、病人の手術が悪かって、病人を殺したので、告訴沙汰になってるのだ」「そうかな、いくら爵位を得ても、それじゃしかたがないね」電燈が点(つ)いて陰気な室(へや)の中が引きたって来た...
田中貢太郎 「雨夜続志」
...同行の中山君と河内君の三人で火鉢を圍み食事をする...
林芙美子 「屋久島紀行」
...内君は貞実にして主公は公平...
福沢諭吉 「日本男子論」
...その家は寺島の内君の里なので...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...宿にかへると間もなく大河内君が來たが...
室生犀星 「京洛日記」
...大河内君はだいぶ經つてからあんまりなことをいふ家ですねと云つたきり...
室生犀星 「京洛日記」
...大河内君が料理場まで行つて何やらさんと呼びつづけると...
室生犀星 「京洛日記」
...暢氣だな宵のうちから寢てゐてと大河内君がいひ...
室生犀星 「京洛日記」
...世良田三郎の刀禰(とね)の内君には……聞けよ...
山田美妙 「武蔵野」
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