...決定(けつじょう)致し兼ぬるとあるならば...
芥川龍之介 「邪宗門」
...待ち兼ぬるのみなりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...生別死別を兼ぬる譯では無いでせう...
石川啄木 「雲は天才である」
...名刺一枚御荷担は申兼ぬる...
泉鏡花 「婦系図」
...物の用にも立ち兼ぬれば...
巌谷小波 「こがね丸」
...腹の蟲がまだ納まり兼ぬるやう也...
大町桂月 「春の郊外」
...『ああ恩愛と威光とを兼ぬるかしこき舅君(しうとぎみ)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...勇しき戰士ひとりに兼ぬる者...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...妙算世にも比なき智仁を兼ぬるほこさきに南夷いくたび驚きて君を崇めし「神なり」と...
土井晩翠 「天地有情」
...彼の友勝海舟彼を評して曰く、「先生博学多識、文武を兼ぬ、末技小芸といえども、通暁(つうぎょう)せざるなし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...いつ帰るとお請合いを致し兼ぬるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...五歳で備中権介を兼ぬることになったが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...大は小を兼ぬ粗布製の手提(てさげ)金庫...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...町用を弁ずるの傍に生徒の世話をも兼ぬるゆえ...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...これに兼ぬるに物理の知識をもってすれば...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...しかれども兼ぬるに高節をもってする人は決して獲易(えやす)くはない...
穂積陳重 「法窓夜話」
...No man may be both accuser and judge.(プルータルク)何人(なんぴと)も訴人と判官とを兼ぬる能わず...
穂積陳重 「法窓夜話」
...急がずには紛らし兼ぬる心持なのだ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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