...典麗高華な色彩や姿態が...
上村松園 「「草紙洗」を描いて」
...蝋型の典麗雄渾ではあるが...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...これだけの優雅な典麗な美婦人の純真な恋になぜ太子は面(おもて)を背けていられるのであろうかとつくづくそれを淋しく感ぜずにはいられなかったのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...荒唐にして典麗な...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...録音の新しくて典麗なシュナーベルを採(と)るのが本当だろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その典麗な顔をネジ曲げるような...
野村胡堂 「死の予告」
...彼等の趣味は彼等の人品と同様に高貴であり、典麗であつた...
平林初之輔 「文学方法論」
...トルワルドゼンの典麗な彫塑の前に長い間たたずんだり...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...それがいはゆる光悦風な今日にも殘るあの優雅にして典麗な繪をかくかと思へば...
吉川英治 「折々の記」
...覇気熱情(はきねつじょう)も日頃は温雅典麗(おんがてんれい)な貴人の風につつまれている...
吉川英治 「三国志」
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