...典雅な姿を寫し取るために止(とゞ)まつてゐた...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...同時にまた俳句としてもっとも荘重な典雅な調子を有している切字なのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...典雅な陰影を顔に与えて...
太宰治 「火の鳥」
...典雅な陰影を顔に与へて...
太宰治 「火の鳥」
...田舎者(いなかもの)の自分の目には先生の家庭がずいぶん端正で典雅なもののように思われた...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...典雅な形態を見ればたれしも蘇生(そせい)するここちのしない人はあるまい...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...「クラリネット五重奏曲」の典雅な優しさ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...西洋の詩は荘重典雅なクラシカルの押韻詩に始まっているのに...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...荘重典雅な皇居の中で...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...だから君の憧憬は、あらゆる場合に於て文明的なもの、優美なもの、禮節あるもの、典雅なもの、文明紳士的なものに向つて居た...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...典雅な頭の周りに房々となっていた...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...もっと典雅な名にしたければ白雪ユリといっても悪くはあるまい...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...典雅な郊外の街路から行くと...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...典雅な筆つきと見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この上なく典雅な風采(ふうさい)が薫には備わっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...典雅な交際や人間らしい快楽をば敵視させ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...官女のやうに典雅な「三椏」も...
柳宗悦 「和紙の教へ」
...山口は踊りの中の一人の典雅な支那婦人を見付けて囁いた...
横光利一 「上海」
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