...「拾芥抄」は、古典医学の一つとして大切にされています...
...」「何でもお父さんが佐倉の御典医だったというから...
徳田秋声 「縮図」
...左右の次の間には、典医と、侍女と、宿直(とのい)の人々とがいたが、物音も、話声もしなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...七平次はその足ですぐ麹町(こうじまち)三丁目の御典医...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...典医の介抱を受けた春日重蔵は...
吉川英治 「剣難女難」
...手当てに来ていた典医がそっと戻って行った...
吉川英治 「三国志」
...その玄徳は折から病中とあって典医が面会を許さず...
吉川英治 「三国志」
...典医を呼べっ」主君の体をとりかこむ者...
吉川英治 「私本太平記」
...華雲殿から典医寮の方へ...
吉川英治 「私本太平記」
...あの雨露次の妻へ与えてしもうたらしい」「げっ?」「典医寮からくれた旅薬はこれにあるが...
吉川英治 「私本太平記」
...ただいま典医をよんで...
吉川英治 「私本太平記」
...拝診(はいしん)申し上げましてござります」さっそく召された二人の典医は...
吉川英治 「私本太平記」
...典医たちも狼狽して...
吉川英治 「私本太平記」
...彼が、右すれば右、左すれば左へと、近習、侍大将、参謀、旗本、典医(てんい)、同朋(どうぼう)の者などが、ぞろぞろと護って歩いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...典医(てんい)だけは奥へ出入りしていたし...
吉川英治 「新書太閤記」
...典医の天野良順と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...そこには、典医、小姓頭、奥取次(おくとりつぎ)、そのほかの者が宿直(とのい)していて、何か、ふた言三言、聞いていたと思うと、『げっ、ほ、ほんとかっ』絶叫に近い驚き方で、一人の者が云った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...典医のさしあげた薬湯(やくとう)も召しあがらずに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...典医に申して、塗り薬をとって来て進ぜよう」立ちかけると、「伝右殿、伝右殿、おついでに、十郎左へも、一服お遣(つか)わし下されませ」と、誰かいった...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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