...昔から用ひ来つた具眼の士と云ふ言葉は...
丘浅次郎 「固形の論理」
...具眼の士はこの論文は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...好んで戲文と呼ばるる文章のかへつて沈痛悲壯の調を帶べる事具眼の士の到底否み難き事實ならずや...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...必ず誰か具眼の士がそれをわたしのものではないと言って下さるに違いない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さすが有力者だけあって具眼の士らしく...
山本周五郎 「季節のない街」
...つまり具眼の士は感服した...
山本周五郎 「寒橋」
...一(ひと)かど御見識ある具眼の士と敬服している次第です...
吉川英治 「新書太閤記」
...具眼の士でなくとも...
吉川英治 「新書太閤記」
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