...ちょっと具合が悪いんだよ」城介は私に対して...
梅崎春生 「狂い凧」
...具合が悪いもんだよ...
梅崎春生 「狂い凧」
...今日はどうも具合が悪い...
梅崎春生 「幻化」
...お腹の具合が悪いとか...
梅崎春生 「八ガ岳に追いかえされる」
...炎症は胆汁の具合が悪いことにより...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...具合が悪いに決まっている...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...近来頭の具合が悪い...
夏目漱石 「模倣と独立」
...どうも具合が悪いらしい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...うちの爺やがなんだか体の具合が悪いようなの...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...少し体の具合が悪いようなことも奥さんが帰りがけにちょっと話しておられたので...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
...サトーリスの具合が悪いのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...と云つてさんでは向方としては具合が悪いんだらう……ヤマザキといふ人とか...
牧野信一 「毒気」
...きみはその三人に会わなかったのか?」「会っては具合が悪いので...
森下雨村 「五階の窓」
...今日はまた胃の具合が悪い...
山本周五郎 「青べか日記」
...具合が悪いからと云って早く寝た...
山本周五郎 「追いついた夢」
...どっちのためにも具合が悪いからである...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...それがまだ羽根の具合が悪いのかぴたりと停ると...
横光利一 「夜の靴」
...彼は京子の力の抜けたくたくたな躰を、レールに載せると、――その間は、躰の具合が悪い、というのを口実にして、汽車は、非番の倉さんに代ってもらっていた――すぐ岩ヶ根の隣駅、Tに駈つけ滑りこんで来た列車を捕えて、倉さんと交代した...
蘭郁二郎 「鉄路」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??