...それは具合が悪いのだ...
梅崎春生 「狂い凧」
...具合が悪いもんだよ...
梅崎春生 「狂い凧」
...少し具合が悪いのだから」国枝氏は困り切て...
江戸川乱歩 「鬼」
...具合が悪いことを認めてくれ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...一寸具合が悪いからねえ...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...近来頭の具合が悪い...
夏目漱石 「模倣と独立」
...――それではかえって具合が悪いから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「私具合が悪いのよ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あんたにもちと具合が悪いわねえ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...少し体の具合が悪いようなことも奥さんが帰りがけにちょっと話しておられたので...
堀辰雄 「朴の咲く頃」
......
牧野信一 「秋晴れの日」
...此頃洋酒は苦手で具合が悪いのだが――其処は...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...キヤベツのお土産ぢや具合が悪いかしら?」「いや/\――」と若者は慌てゝ手を振つた...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...弱い! と云ふのも何だか具合が悪いやうな...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...何だか具合が悪いといって...
柳田国男 「故郷七十年」
...今日はまた胃の具合が悪い...
山本周五郎 「青べか日記」
...具合が悪いからと云って早く寝た...
山本周五郎 「追いついた夢」
...「どこか具合が悪いのか」三右衛門は訝(いぶか)しげにこちらを見た...
山本周五郎 「日本婦道記」
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