...今君が自分の経歴を語ったような具合いに...
岩野泡鳴 「猫八」
...革命の本質というものはそんな具合いに...
太宰治 「おさん」
...私は少しからだ具合いを悪くして...
太宰治 「家庭の幸福」
...私は北さんの手前もあり甚(はなは)だ具合いのわるい思いをした...
太宰治 「帰去来」
...羨(うら)やましがられても具合いが悪いからな...
太宰治 「禁酒の心」
...どうにも具合いの悪い事だと思った...
太宰治 「故郷」
...からだの具合いを悪くして入院したようである...
太宰治 「散華」
...こんな具合いで、生きて行けるのかしら、と思ったら、全身に寒気(さむけ)を感じました...
太宰治 「斜陽」
...その質入が老母に知れるとまことに具合いが悪い...
太宰治 「人間失格」
...小雲雀(こひばり)という具合いにも聞えるので...
太宰治 「パンドラの匣」
...妙に緊張して具合いの悪い思いをしたものだが...
太宰治 「パンドラの匣」
...どんな具合いにお母さんとお別れしたか...
太宰治 「パンドラの匣」
...うまい具合いに泡が立たないのだ...
太宰治 「不審庵」
...胃の具合いが、どうも、……音楽会は胃に悪いものかも知れない...
太宰治 「渡り鳥」
...胃の具合いが悪かったのでね...
太宰治 「渡り鳥」
...」彼は扉(とびら)の具合いが悪くてその音が病人の目をさまさせるかも知れないことをちょっと注意して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...濠洲からダアバンまでのワラタの揺れ具合いで...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...こんな風に荷物の積み具合いからして...
山之口貘 「ダルマ船日記」
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