...こんな具合いに考えていたのです...
太宰治 「嘘」
...けれどもその虫のよい考えがあまり目立っても具合いが悪いので...
太宰治 「風の便り」
...私は北さんの手前もあり甚(はなは)だ具合いのわるい思いをした...
太宰治 「帰去来」
...あとで兄さんに対して具合いの悪い事になります...
太宰治 「帰去来」
...けさほど東京の北さんのお宅から金木の家へ具合いの悪い電報が来ていて...
太宰治 「帰去来」
...羨(うら)やましがられても具合いが悪いからな...
太宰治 「禁酒の心」
...それからまたお酒という具合いに...
太宰治 「酒の追憶」
...からだ具合いを悪くして...
太宰治 「酒の追憶」
...酒は体質に依(よ)ってはかえって具合いのいいことがある...
太宰治 「雀」
...それを受取りに来たみたいな具合いでした...
太宰治 「人間失格」
...疎開人として最も具合いのよかったほうらしいのだから...
太宰治 「薄明」
...こんな具合いに落ちついて...
太宰治 「パンドラの匣」
...ちょうどいい具合いにお前が睦子を連れて東京から帰って来た...
太宰治 「冬の花火」
...甚(はなは)だ具合いの悪い感じのものである...
太宰治 「やんぬる哉」
...胃の具合いが、どうも、……音楽会は胃に悪いものかも知れない...
太宰治 「渡り鳥」
...」彼は扉(とびら)の具合いが悪くてその音が病人の目をさまさせるかも知れないことをちょっと注意して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...喜多村氏の薬はよく利くらしく顔の具合いゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...こんな風に荷物の積み具合いからして...
山之口貘 「ダルマ船日記」
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