...けれどもその虫のよい考えがあまり目立っても具合いが悪いので...
太宰治 「風の便り」
...一たいどんな具合いか...
太宰治 「禁酒の心」
...からだ具合いを悪くして...
太宰治 「酒の追憶」
...こんな具合いで、生きて行けるのかしら、と思ったら、全身に寒気(さむけ)を感じました...
太宰治 「斜陽」
...どんな具合いに進展しているのか...
太宰治 「女類」
...酒は体質に依(よ)ってはかえって具合いのいいことがある...
太宰治 「雀」
...からだ具合いのよい時でも...
太宰治 「人間失格」
...みるみる同じ形の同じ毛並の犬に変り降雪のちまたを駈けめぐるという具合いになるのでした...
太宰治 「人間失格」
...疎開人として最も具合いのよかったほうらしいのだから...
太宰治 「薄明」
...天の潮路のまにまに素直に進んでいるという具合いなのだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...どこでどんな具合いに入手したのか...
太宰治 「パンドラの匣」
...あたりに気をくばるような具合いであった...
太宰治 「パンドラの匣」
...ちょうどいい具合いにお前が睦子を連れて東京から帰って来た...
太宰治 「冬の花火」
...こんな具合いに風邪(かぜ)をひくものである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...胃の具合いが、どうも、……音楽会は胃に悪いものかも知れない...
太宰治 「渡り鳥」
...という具合いで、現代のアメリカ人の生活は一人が八十人分の人力を使っているのと同じだということだ...
永井隆 「この子を残して」
...潮の具合いでタイタニックの左舷船首の前方に廻って...
牧逸馬 「運命のSOS」
...濠洲からダアバンまでのワラタの揺れ具合いで...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
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