...そして其所(そこ)から海(うみ)までの距離(きょり)がたった五六間(けん)...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...其所(そこ)へ私が帰って来ました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...其所へ参りまして...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...其所にある好いお茶を汲んでいらっしゃい」すると台の後から少女が茶を捧げて持ってきた...
田中貢太郎 「水莽草」
...宿屋は石垣と云ふ旅館で其所と心易い者があつたから...
田中貢太郎 「提燈」
...西森のお父さんになる人が其所の総領でその家を相続することになつてゐると...
田中貢太郎 「提燈」
...蝮蛇は之を路傍に見出した時土塊でも木片でも人が之を投げつければ即時にくるくると捲いて決して其所を動かない...
長塚節 「太十と其犬」
...其所(そこ)には廿歳(はたち)位の女の半身(はんしん)がある...
夏目漱石 「それから」
...其所(そこ)いらで飯でも食おう」と云い出した...
夏目漱石 「それから」
...神さんは其所(そこ)で...
夏目漱石 「それから」
...暗い人影が蝙蝠(かわほり)の如(ごと)く静かに其所...
夏目漱石 「それから」
...そうして其所(そこ)に一種の苦痛を認めた...
夏目漱石 「それから」
...其所(そこ)を既に防ぎ止めたとばかり信じていた理に強い健三の頭に...
夏目漱石 「道草」
...其所ではまた細君が蒼蠅(うるさ)いといって...
夏目漱石 「道草」
...彼は其所(そこ)で疱瘡(ほうそう)をした...
夏目漱石 「道草」
...宗助(そうすけ)は其所(そこ)を下(した)へ下(お)りなければならなかつた...
夏目漱石 「門」
...其所(そこ)の應接間(おうせつま)に...
夏目漱石 「門」
...寺僧に其所在を問うて已(や)まなかつた...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
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