...「彼は兵法者だから、戦闘の準備を整えるためのアドバイスをしてくれた...
...「古代日本では、武士は兵法者であることが求められていた...
...「彼女は兵法者の末裔で、幼少期から剣道を習ってきた...
...「昔から兵法者は精神も鍛える必要があると言われている...
...「多くの兵法者が、戦争によって多くの人々が苦しむことから、平和を望んでいた...
...「だがそれらはみんな間違っていた」と昂軒は云い続けた、「武芸というものは負けない修業だ、強い相手に勝ちぬくことだ、強く、強く、どんな相手をも打ち負かすための修業であり、おれはそれをまなび殆んどその技を身につけた、越前侯にみいだされたのも、そのおれの武芸の非凡さを買われたからだ、けれどもこんどの事でおれは知った、強い者に勝つのが武芸者ではない、ということを」「まあまあ」と六兵衛が云った、「そんなふうにいきなり思い詰めないで下さい」「いきなりだと」昂軒は忿然(ふんぜん)といきり立ったが、すぐにまた頭を垂れた、そして垂れたままでその頭を左右にゆっくり振った、「――いや、これはいきなりとか、この場の思いつきとかいうもんじゃない、そんな軽薄なものではない、おれはこんど初めて知ったのだが、強いということには限度があるし、強さというものにはそれを打ち砕く法が必ずある、おれには限らない、古来から兵法者、武芸者はみな強くなること、強い相手に打ち勝つことを目標にまなび、それが最高の修業だと信じている、しかしそれは間違いだ」そこでまた昂軒はゆらりと頭を左右にゆすった、「諄(くど)いようだが、それが誤りであり間違いだということを、こんど初めて知った」「あなたはそれを、もう幾たびも云い続けていますよ」「何百遍でも云い続けたいくらいだ」昂軒は抜いた脇差のぎらぎらする刀身をみつめながら、あたかも自分を叱るように云った、「――強い者には勝つ法がある、名人上手といわれる武芸者はみなそうだった、みやもとむさしなどという人物もそんなふうだったらしい、だが違う、強い者に勝つ法は必ずある、そういうくふうは幾らでもあるが、それは武芸の一面だけであって全部ではない、――それだけでは弱い者、臆病者に勝つことはできないんだ」六兵衛は恥ずかしそうに、横眼でちらっとおようを見た...
山本周五郎 「ひとごろし」
...それを奉ずる兵法者といふ專門家の地位も明らかに出來てゐたやうである...
吉川英治 「折々の記」
...五畿内(きない)随一の兵法者...
吉川英治 「剣の四君子」
...徳川時代の兵法者流の錯覚である...
吉川英治 「私本太平記」
...まだ真の大部隊に直面した兵法者ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...一流の兵法者なのである...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...新当流の兵法者有馬喜兵衛が矢来を構え...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...いけないか」「いかん、兵法者のくせに、他を怖れる、卑屈な奴だ」「おそれるのではないが、いい気になっていてはならんと、俺は誡(いまし)めたいのだ」「誡める? ……貴さまに他人(ひと)を誡める力がどこにあるか」どんと、胸(むな)いたを突く...
吉川英治 「宮本武蔵」
...村へ来る兵法者について...
吉川英治 「宮本武蔵」
...もしその宝蔵院を単なるお寺の名としか弁(わきま)えないで話したり聞いたりしている兵法者があるとしたら...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兵法者である以上...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「兵法者に、書物などは要らない智恵だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兵法者の生命(いのち)というものが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兵法者として一人前に生きた者とはいわれないのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...諸国の兵法者のあいだには相当知られている名である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...相当な兵法者には違いない」高札の前は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兵法者とかいって世に立ってゆくお方が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...兵法者の武蔵さまへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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