...凶年と兵乱とに苦める天下の蒼生は...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...他方は清の聖祖が兵乱を平げて文学を奨励するの秋(とき)であった...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...保元の兵乱即ち之なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...この鎌倉の地にはじめての大兵乱が勃発いたしました...
太宰治 「右大臣実朝」
...この五月の兵乱には...
太宰治 「右大臣実朝」
...陰陽寮で占わすと東西に兵乱の兆があると奏した...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...これわが邦(くに)独立以来兵乱の少なかりしゆえんにして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今貴国の幸福なる地をして兵乱のため荒廃せざらしめんと欲せば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この兵乱は日本の文明史上案外難有味のあるものになる...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...兵乱のために人を殺し財を散ずるの禍(わざわい)をば軽くしたりといえども...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...度々兵乱はありましたが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...時山東省済南有兵乱...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...兵乱は今にも全市に及ぶであろうと...
吉川英治 「三国志」
...濮陽(ぼくよう)方面(河北省・開州)にまで兵乱をひろげていた...
吉川英治 「三国志」
...すさまじい兵乱の火が...
吉川英治 「三国志」
...蝦夷の津軽から兵乱の飛報が都に入っておる...
吉川英治 「私本太平記」
...八荒兵乱の相(すがた)だった...
吉川英治 「私本太平記」
...兵乱の中から上皇と天皇の御輦(みくるま)を自分のほうへお迎えし奉って...
吉川英治 「源頼朝」
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