...即ち国家とその運命を共にする...
大隈重信 「青年の天下」
...家族の者が時々店へ行って店員達と食事を共にすることがあるが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...太閤と生死を共にするくらいの初心(うぶ)な愛情の表現でも見せてくれたらよさそうなものだとも思われる...
太宰治 「庭」
...黎々火君にも逢うて食事を共にする...
種田山頭火 「其中日記」
...いつも他人と食事を共にする時のとおりに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それと行を共にする田山白雲は...
中里介山 「大菩薩峠」
...頻に之を共にするものあるを求む...
長塚節 「草津行」
...閨(ねや)を共にする男へなんぞの色気(いろけ)は...
林芙美子 「魚の序文」
...道中を共にすることにしたのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...故にこの両等は藩を同(おなじゅ)うし君を共にするの交誼(こうぎ)ありて骨肉の親情なき者なり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...夫婦利害を共にし苦楽喜憂を共にするは勿論...
福沢諭吉 「日本男子論」
...偶然に長い海上の旅を共にすることがあったのであろう...
柳田国男 「海上の道」
...いやでも宗家と運命を共にするしか生き途はないと観念するしかない...
吉川英治 「私本太平記」
...その歓びを共にすることのできない今を寂(さび)しく思った...
吉川英治 「新書太閤記」
...この先の運命も元より共にする覚悟ではございまするが...
吉川英治 「新書太閤記」
...今生(こんじょう)を共にするに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また志を共にする若人の会合でも顔を一...
吉川英治 「源頼朝」
...オットマン帝国の土耳古(トルコ)人等と夜食を共にするのであった...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
便利!手書き漢字入力検索