例文・使い方一覧でみる「六韜」の意味

...六韜三略の話だの早発性痴呆の話だのをした... 六韜三略の話だの早発性痴呆の話だのをしたの読み方
芥川龍之介「島木赤彦氏」

...さりながら論語（ろんご）に唾（つ）を吐（は）きて梅暦（むめごよみ）を六韜三略（りくとうさんりやく）とする当世（たうせい）の若檀那（わかだんな）気質（かたぎ）は其（そ）れとは反対（うらはら）にて愈々（いよ／＼）頼（たの）もしからず... さりながら論語に唾を吐きて梅暦を六韜三略とする当世の若檀那気質は其れとは反対にて愈々頼もしからずの読み方
三文字屋金平「為文学者経」

...園芸書類（えんげいしょるい）の六韜三略（りくとうさんりゃく）と... 園芸書類の六韜三略との読み方
徳冨健次郎「みみずのたはこと」

...その教育ぶりがあくまで六韜三略的（りくとうさんりゃくてき）であることが... その教育ぶりがあくまで六韜三略的であることがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...六韜三略も軍学兵法もだらしがねえわけで」「なるほどな」「御歴々がコソ泥棒に勝ったところで...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...山野に沈潜して六韜三略の勉強ばかりしていたため... 山野に沈潜して六韜三略の勉強ばかりしていたための読み方
久生十蘭「うすゆき抄」

...胸に六韜三略（りくとうさんりゃく）を蔵し... 胸に六韜三略を蔵しの読み方
吉川英治「三国志」

...そちは知っておるのか」「よく知っています」「いかなる縁故で」「すなわち潁上（えいじょう）の産ですから」「その為人（ひととなり）は？」「義胆直心（ぎたんちょくしん）」「学は？」「六韜（りくとう）をそらんじ... そちは知っておるのか」「よく知っています」「いかなる縁故で」「すなわち潁上の産ですから」「その為人は？」「義胆直心」「学は？」「六韜をそらんじの読み方
吉川英治「三国志」

...よく六韜（りくとう）を諳（そら）んじ... よく六韜を諳んじの読み方
吉川英治「三国志」

...弟の恵（けい）は六韜三略（りくとうさんりゃく）を諳（そらん）じてよく兵法に通じ... 弟の恵は六韜三略を諳じてよく兵法に通じの読み方
吉川英治「三国志」

...大江家伝襲（でんしゅう）の六韜（りくとう）... 大江家伝襲の六韜の読み方
吉川英治「私本太平記」

...六韜三略（りくとうさんりゃく）の奥義までも... 六韜三略の奥義までもの読み方
吉川英治「私本太平記」

...六韜（りくとう）の奥義（おうぎ）を究（きわ）められたとか... 六韜の奥義を究められたとかの読み方
吉川英治「私本太平記」

...兵においては六韜（りくとう）の奥義から三略の要諦（ようたい）にいたるまで... 兵においては六韜の奥義から三略の要諦にいたるまでの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...六韜（りくとう）などの漢書やら... 六韜などの漢書やらの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...胸に六韜三略（りくとうさんりゃく）をきわめ... 胸に六韜三略をきわめの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...あれは古くからある楠流（くすのきりゅう）や唐書の六韜（りくとう）を焼直して... あれは古くからある楠流や唐書の六韜を焼直しての読み方
吉川英治「宮本武蔵」

...『六韜三略（りくとうさんりゃく）』の印行を初めとして... 『六韜三略』の印行を初めとしての読み方
和辻哲郎「埋もれた日本」

「六韜」の読みかた

「六韜」の書き方・書き順