...切支丹坂(きりしたんざか)下から第六天をまっしぐら...
泉鏡花 「薄紅梅」
...六天山塞(ろくてんさんさい)さて...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山塞とは、何であるか?この山塞について、ここにくわしい話をのべるのは、ひかえよう...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山塞(ろくてんさんさい)の悪者どもに見つかるおそれがあるので...
海野十三 「少年探偵長」
...六天山塞のきびしい取調べのとき...
海野十三 「少年探偵長」
...老人はいままで六天山塞(ろくてんさんさい)の地下の密室におしこめられていたのではないか...
海野十三 「少年探偵長」
...この六天山塞(ろくてんさんさい)もさきが知れているな」仔細(しさい)らしく首をひねる机博士の顔色に...
海野十三 「少年探偵長」
...六天城屋敷の池田出羽の許(もと)へ早馬で駈着けたのは野末源之丞...
江見水蔭 「備前天一坊」
...鐘冴ゆる第六天をもどりけり今日の新聞は徳川慶喜(とくがわよしのぶ)公の薨去(こうきょ)を報じています...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...徳川公の本邸は小石川の第六天にあります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...そこで第六天を思い出してこの句に使ったのであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...(明治四十年十二月二十八日『東京朝日新聞』)五十六天然色写真先日本紙に載せてあった天然色写真の新法よりなお一層新しい法が見出された...
寺田寅彦 「話の種」
...第六天の神主の鏑木甲斐(かぶらぎかい)という人が...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の前まで先生が来た時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の社(やしろ)の少し手前のところの路傍に...
中里介山 「大菩薩峠」
...第六天の前から柳橋へかけて斬り結んでいたところへ...
中里介山 「大菩薩峠」
...小石川の第六天に上邸のある阿波のさる殿様...
久生十蘭 「玉取物語」
...……中通りをまっすぐにつき当ると第六天(だいろくてん)の社である...
山本周五郎 「柳橋物語」
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