...王公達が宮殿を訪れた...
...ことにわが国信教の自由を公達せし今日に当たりては...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...輝録(てるとも)の三公達(きんだち)さえあるのだから...
江見水蔭 「備前天一坊」
...公達だちの間には喧しく品定めされてゐるといふことが常に呉葉の耳に入つた...
田山花袋 「道綱の母」
...身分の高い公達(きんだち)らは公然と妾(めかけ)をたくわえていたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...或る時は薄化粧して鉄漿(かね)つけた公達(きんだち)の姿となり...
中里介山 「大菩薩峠」
...いずれも公達と兵馬ほどの乗り手ではなかったものです...
中里介山 「大菩薩峠」
...公達らは立って顔を見合わせている...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...元三日が過ぎてまた今年は男踏歌(おとことうか)であちらこちらと若い公達(きんだち)が歌舞をしてまわる騒ぎの中でも...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若い公達(きんだち)が多かった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大臣の任官披露(ひろう)の大饗宴(きょうえん)に招かれた公達(きんだち)などがそこにはおおぜい集まっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...藺笠(いがさ)の公達(きんだち)と六部(ろくぶ)のすがたが...
吉川英治 「神州天馬侠」
...時めく近衛大将軍家の公達(きんだち)とはなったのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...甘くすると、つけ上りおる』又之丞は、飽くまで、柔和に、『いやそれも嫌なら訊ねまい、しかし左官屋殿、一体貴公達は、雲を掴むような疑心を抱いて、何名、この上方へ来ているのか』『…………』『千坂兵部殿のさしずだろう』『……潮田氏(うじ)』と、作兵衛は初めて口を開いた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...貴公達は?』『急に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...どこの公達(きんだち)どもか...
吉川英治 「親鸞」
...わが世の春を夢みる藤原貴族の公達(きんだち)ばらの不平などによって...
吉川英治 「随筆 新平家」
...平家の公達(きんだち)などのやっている恋の戯(たわむ)れだの歌舞宴遊(かぶえんゆう)だのという生温(なまぬる)い青春を倣(なら)おうとはしなかった...
吉川英治 「源頼朝」
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