...王公達が宮殿を訪れた...
...何しろ身分は伯爵の公達(きんだち)である...
内田魯庵 「犬物語」
...公達(きんだち)は緑したたる森のぐるりに早速縄を張り廻らし...
太宰治 「心の王者」
...だが大衆はこの事件の主人公達によって...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...公達らは立って顔を見合わせている...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...内大臣の供をして来た公達(きんだち)などはたまさかの会合が朗らかに終わったのは何の相談があったのであろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近江の君はこのまれな品行方正な若公達(きんだち)を指さして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...太政大臣家の公達は頭弁(とうのべん)などという成年者も兵衛佐(ひょうえのすけ)...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この公達(きんだち)こそ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お公達になってみにゃ分らん)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お気のよい公達(きんだち)は...
吉川英治 「新書太閤記」
...……さて、あのお公達の、近頃の権式張(けんしきば)りでは、どうあろうかな」「お誘いは、氏郷がよきに計(はか)らいまする」名門禍(めいもんか)きのうは、おもしろく、きょうは、おもしろくなく、信雄の心は、常に、平らかでなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...時めく近衛大将軍家の公達(きんだち)とはなったのである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...平家のなにがしやら公達などと共に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...五歳から三十前の公達どもは...
吉川英治 「平の将門」
...「いらない……」「わしは源義朝の公達(きんだち)じゃ...
吉川英治 「源頼朝」
...平家の公達(きんだち)などのやっている恋の戯(たわむ)れだの歌舞宴遊(かぶえんゆう)だのという生温(なまぬる)い青春を倣(なら)おうとはしなかった...
吉川英治 「源頼朝」
...遊び飽きない姫や公達輩(きんだちばら)も...
吉川英治 「源頼朝」
...侍従忠房その他の公達(きんだち)や郎党のかたまっているそばへ這いすすんで...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索