...公許がない商売は危険だ...
...江戸時代には、公許のある職人たちの技術が高く評価されていた...
...この医療機関は公許をもって設立された...
...彼女は公許剣道の選手だ...
...公許をとっていないと、建築業者として仕事をすることはできない...
...ヤソ教も公許となれり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ヤソ教は公許したるもいまだ公認せざればこれを非公認教とし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これは公許の『人間狩り』です...
江戸川乱歩 「影男」
...全国を開いて内地雑居を公許し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...兼(かね)て通商の公許を得たる支那...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...これを旗本及び諸侯の士に伝習するを公許し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...異人相手の公許の日本品賣買所である「缺乏所」の商人も異人相手に片言の異人語なり手眞似で通ずることを止めねばならなかつたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...そのために日本で最初の公許の「印刷工場」が出來た時代であつた...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...北京のように公許の阿片喫煙所はないが...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...日本政府は国民に対して芸娼妓などの人身売買を公許して置きながら...
穂積陳重 「法窓夜話」
...先日廃せられた有名な公許賭博(とばく)場も...
正岡子規 「病牀六尺」
...幕府が公許して居りました...
三田村鳶魚 「物貰ひの話」
...また住地近辺の聯合(れんごう)諸部の酋長どもと懇意な中でその公許を得たのは格別...
南方熊楠 「十二支考」
...憲法第二十八条すでに信仰の自由を公許さる...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...人は只異性と公許の交接によって子供を産む事――その事実のみに幸福を感じて満足するものではないのだ...
宮本百合子 「黄銅時代の為」
...基督(きりすと)教を公許しようとしてゐるなどゝ云つたりした...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...こうして公許の貿易は遂に成功しなかったのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...当地でもそういう公許を得て...
和辻哲郎 「鎖国」
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