例文・使い方一覧でみる「公」の意味

...先（ま）づ巽（たつみの）公園内にござ候記念碑の銅像を以て祭の中心といたし... 先づ巽公園内にござ候記念碑の銅像を以て祭の中心といたしの読み方
泉鏡花「凱旋祭」

...特別公示事項の放送が... 特別公示事項の放送がの読み方
海野十三「火星兵団」

...地底の主人公のちょびひげ紳士と親交を約して別れをつげ... 地底の主人公のちょびひげ紳士と親交を約して別れをつげの読み方
江戸川乱歩「影男」

...雷公（かみなり）になり玉ひたりといふ妄説（まうせつ）は次に弁（べん）ずべし... 雷公になり玉ひたりといふ妄説は次に弁ずべしの読み方
京山人百樹刪定「北越雪譜」

...両国（りょうごく）なぞのような千坪二千坪ばかりの小公園なぞへにげこんだ人たちです... 両国なぞのような千坪二千坪ばかりの小公園なぞへにげこんだ人たちですの読み方
鈴木三重吉「大震火災記」

...どうしたのです」すると公子が言った... どうしたのです」すると公子が言ったの読み方
田中貢太郎「嬌娜」

...一般に公開するのではないから... 一般に公開するのではないからの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...「――勿論（もちろん）、貴公らがだナ、ボルだのアナだのと、理想をいうのはけっこうですよ... 「――勿論、貴公らがだナ、ボルだのアナだのと、理想をいうのはけっこうですよの読み方
徳永直「白い道」

...朝側の二大勢力たる山県伊藤両公も... 朝側の二大勢力たる山県伊藤両公もの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...一に事実と理義に拠りて公明正大の論断を下だすに過ぎざるなり... 一に事実と理義に拠りて公明正大の論断を下だすに過ぎざるなりの読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...その弟の孤松氏は夙くより山県公爵に知られて日清戦争には公爵に附いて従軍したこともあるが...
内藤鳴雪「鳴雪自叙伝」

...大公儀もずいぶん... 大公儀もずいぶんの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...... の読み方
一葉稿「五月雨」

...雪江さんが相手の女主人公（じょしゅじんこう）で... 雪江さんが相手の女主人公での読み方
二葉亭四迷「平凡」

...何がむごいというたとて、仙太公、お前ほどむごい男はいねえぞよ...
三好十郎「斬られの仙太」

...事は棠軒公私略に見えてゐる... 事は棠軒公私略に見えてゐるの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...モンソオ公園へ行（ゆ）く路（みち）のアヴニウ・ウツスの入口（いりくち）を見附（みつ）ける為（た）めに... モンソオ公園へ行く路のアヴニウ・ウツスの入口を見附ける為めにの読み方
與謝野晶子「晶子詩篇全集」

...按察（あぜち）ノ大納言公敏（きんとし）たちの諸公卿... 按察ノ大納言公敏たちの諸公卿の読み方
吉川英治「私本太平記」

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