例文・使い方一覧でみる「公」の意味

...先日公告の『多腕人間方式』の権利を買いたしということだった... 先日公告の『多腕人間方式』の権利を買いたしということだったの読み方
海野十三「特許多腕人間方式」

...やつぱり貴公子らしいなつかしい品位がございました... やつぱり貴公子らしいなつかしい品位がございましたの読み方
太宰治「右大臣実朝」

...乃公（おいら）が街を歩いてると... 乃公が街を歩いてるとの読み方
田中貢太郎「遁げて往く人魂」

...近所の公衆電話へ行って本家の姉を呼び出したものだった... 近所の公衆電話へ行って本家の姉を呼び出したものだったの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...なれどもひでよし公へ御さいえんの儀は... なれどもひでよし公へ御さいえんの儀はの読み方
谷崎潤一郎「盲目物語」

...それでもお子たちに引かされてながまさ公とおしきわかれをあそばしたのでござりますから...
谷崎潤一郎「盲目物語」

...自信のある奴がなければ乃公（おれ）が一番強いのだ... 自信のある奴がなければ乃公が一番強いのだの読み方
寺島柾史「怪奇人造島」

...（昭和十年七月、中央公論）... の読み方
寺田寅彦「災難雑考」

...（一九三五・四）二〇　国民生活の安定とは何か一九三六年九月税制改革案が公表されて大きなセンセーションを巻き起こした...
戸坂潤「現代日本の思想対立」

...ハスレルは大公爵から歓待を申出られて... ハスレルは大公爵から歓待を申出られての読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...実に天保・弘化の諸公... 実に天保・弘化の諸公の読み方
福沢諭吉「慶応義塾の記」

...そんな公爵の邸宅とは遥かに劣り... そんな公爵の邸宅とは遥かに劣りの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「玉手箱」

...湿気（しめりけ）を持った夜風がしっとりと公園に立罩（こ）めていた... 湿気を持った夜風がしっとりと公園に立罩めていたの読み方
松本泰「Ｐ丘の殺人事件」

...公平にさばいてもらうのも... 公平にさばいてもらうのもの読み方
文部省「あたらしい憲法のはなし」

...この公然たる叛逆を見て元気附き... この公然たる叛逆を見て元気附きの読み方
ジャック・ロンドン　Jack London 山本政喜訳「荒野の呼び声」

...信長公だ」と、独り呶鳴った... 信長公だ」と、独り呶鳴ったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...その中にいる十八公麿（まつまろ）は... その中にいる十八公麿はの読み方
吉川英治「親鸞」

...無禄の兵学者を踊らすものは公卿だ... 無禄の兵学者を踊らすものは公卿だの読み方
吉川英治「鳴門秘帖」

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