例文・使い方一覧でみる「公」の意味

...この日露両国を主人公とする大活劇は... この日露両国を主人公とする大活劇はの読み方
石川啄木「閑天地」

...「他の魚屋の商うのは鯛（たい）さ、め組のに限っちゃ鯛（てえ）よ、なあ、めい公... 「他の魚屋の商うのは鯛さ、め組のに限っちゃ鯛よ、なあ、めい公の読み方
泉鏡花「婦系図」

...はっはっはっ」――乃公は呀ッと駭（おどろ）いてしまった... はっはっはっ」――乃公は呀ッと駭いてしまったの読み方
海野十三「不思議なる空間断層」

...主人公が家庭に倦怠を感じはじめてゐる矢先... 主人公が家庭に倦怠を感じはじめてゐる矢先の読み方
太宰治「猿面冠者」

...しかしレオ十世の下に開かれましたラテラン公会議は... しかしレオ十世の下に開かれましたラテラン公会議はの読み方
デカルト　Renati Des-Cartes 三木清訳「省察」

...却つて西洋人の助をかりてそれを公（おほやけ）にするなんていふのは... 却つて西洋人の助をかりてそれを公にするなんていふのはの読み方
戸川秋骨「翻訳製造株式会社」

...公式の持つ科学的機能を... 公式の持つ科学的機能をの読み方
戸坂潤「ひと吾を公式主義者と呼ぶ」

...十三山縣相公閣下... 十三山縣相公閣下の読み方
鳥谷部春汀「明治人物月旦（抄）」

...国公さんに気取（けど）られないように気をつけて下さい」「ああ」「そのつもりで... 国公さんに気取られないように気をつけて下さい」「ああ」「そのつもりでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...チュガ公の後を慕って来るのを... チュガ公の後を慕って来るのをの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...その時始めて「寝耳（ねみみ）に水」のごとくこの教訓が公の耳朶（じだ）を打ったとは思われぬ... その時始めて「寝耳に水」のごとくこの教訓が公の耳朶を打ったとは思われぬの読み方
新渡戸稲造「自警録」

...いつもの伝でポンポン弥あ公に当ってたけど... いつもの伝でポンポン弥あ公に当ってたけどの読み方
長谷川伸「一本刀土俵入　二幕五場」

...＊　後にシャルル豪胆公 Charles le Tmraire と言われた人のこと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...直（す）ぐ大通（おほどほり）と並んで居る倫敦（ロンドン）の公園は非常に出入（でいり）が気軽い... 直ぐ大通と並んで居る倫敦の公園は非常に出入が気軽いの読み方
與謝野寛、與謝野晶子「巴里より」

...春浪君もまた一見貴公子然とした体躯の中に烈々たる気魄を蔵してゐて...
吉井勇「青春回顧」

...寡欲（クワヨク）公平ニアリ... 寡欲公平ニアリの読み方
吉川英治「私本太平記」

...むしろ公知以上な動揺をうちにもってきたふうであった... むしろ公知以上な動揺をうちにもってきたふうであったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...信長公から罪を問われることを恐れ... 信長公から罪を問われることを恐れの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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