...八街(やちまた)に着かんとする頃から...
伊藤左千夫 「春の潮」
...江戸のいわゆる、八百八街には、火消しが、いろは四十八組ありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...それぞれ持場持場を定めて八百八街(はっぴゃくやまち)を巡邏させたのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...江戸八百八街を引き廻されることになるかも知れません...
中里介山 「大菩薩峠」
...八街原をかへりくるに波の音きこえければから籾をすり臼にひき...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...江戸八百八街を残りなく駈めぐるだけでも大変である...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...何もかもが八百八街の幌自動車の数と一所(いっしょ)に過ぎ去り...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...八省四十八街のその遠方此方(おちこち)にのぞまれる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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