...天統を得て八荒を包(か)ねたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...四海八荒みなわが故郷なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...行き尽してやまざる底(てい)の気魄(きはく)が吾人の尊敬に価(あたい)せざる以上は八荒(はっこう)の中(うち)に尊敬すべきものは微塵(みじん)ほどもない...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...文学者の頭脳は四畳半の古机にもたれながらその理想は天地八荒の中に逍遥(しょうよう)して無碍(むげ)自在に美趣を求む...
正岡子規 「俳人蕪村」
...威震(いしん)八荒(こう)の許...
吉川英治 「三国志」
...八荒(こう)を蓆(むしろ)のごとく捲いて...
吉川英治 「三国志」
...しばし、うごくまいぞ」腰の筆苞(ふでづと)から絵筆を抜き、料紙綴(とじ)を片手にして立ち対(むか)うと、何と考えたか、八荒坊は、燕返りに飛びすさッて、「いや、今日はちと急ぎまする...
吉川英治 「私本太平記」
...もう彼方だった八荒坊の影は...
吉川英治 「私本太平記」
...密偵の八荒坊に出会っても驚かず...
吉川英治 「私本太平記」
...八荒坊を打果すなど何の造作でもありません...
吉川英治 「私本太平記」
...さすが八荒坊も、すっかり、あなたを弁ノ殿と思い込み、眼もはなたず尾行(つけ)て来るようです」「こなたの手くだを手くだと知らず、はるか後ろで、隠現(いんげん)さまざま、諜者の秘術をつくしているからおもしろい」「だいぶ山路も深くなりましたが...
吉川英治 「私本太平記」
...八荒坊一人の方が強かったということに尽きている...
吉川英治 「私本太平記」
...余裕綽々(しゃくしゃく)な八荒坊は...
吉川英治 「私本太平記」
...八荒坊はなお言った...
吉川英治 「私本太平記」
...つき纒(まと)う八荒坊は...
吉川英治 「私本太平記」
...八荒坊にもあらぬ偽山伏の放免の死骸が...
吉川英治 「私本太平記」
...宇内八荒(うだいはっこう)のありさま...
吉川英治 「私本太平記」
...いなずま八荒一(おや? ここでも会った...
吉川英治 「無宿人国記」
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